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【ノーマル部(仮)】特別寄稿:ノーマルの歴史
【ノーマル部(仮)】特別寄稿:ノーマルの歴史
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佐々木 真さん
小役の取りこぼしには敏感も、人生で大切な何かを取りこぼしたことは気がつかないフリをする。そんな仕事をしています。 - 投稿日:2016/07/22 07:51
ノーマル部(仮)発足おめでとうございます。
さて、どうしましょう。前回の「パチスロ攻略ライターの思考ルーチン」では“ATの歴史”を振り返りましたが、ここでは“ノーマルの歴史”を書いてみようかと思います。
といっても、いろいろな機種を紹介するのではありません。“ノーマル”という呼称です。
○最初に使われた“ノーマル”は意味が異なっていた
私がパチスロを始めた1991年頃。ほとんどの機種がボーナスのみでコインを増やすタイプでした。かなり跳ねる可能性のある付加機能は、4号機まで認められたSINボーナス高確率状態の“集中”のみ。集中搭載機を“A-C(BIG+集中)タイプ”などと分類しておくだけで問題がありませんでした。
この当時、ノーマルという言葉は、違う意味で使われていたのです。普通に当たるけど普通にしか連チャンしない機種のことを指していました。いや、それが型式試験を通過する正しい基板なんですけどね。ホールに並ぶのは、パキパキ連チャンするように違法改造された“裏モノ”ばかり。これに対して“ノーマル(笑)”と使われていました。
私、この当時の「ノーマル部(仮)」なら、入部を希望しません(笑)。
○“ノーマルAタイプ”の誕生
思考ルーチンでも書いたように、5号機などの“○号機”という呼称は、 パチスロ機に関する法律が改正されるごとに数字が1つ増えていくことになっています。しかしまあ、この当時は実に早かったです。1988年に2号機、1990年に3号機、1992年に4号機が登場。今でこそ、古いレギュレーションのものを撤去していく流れになっていますが、当時は検定取消となった機種でも長く設置することが可能でした。
この頃、徐々にパチスロ専門誌が立ち上がっていきます。
裏モノと比べれば、遥かに射幸性の劣った黎明期の4号機は、お世辞にも人気があるとは言えず。2号機から4号機が、1冊の中で掲載されることも珍しくありませんでした。そこで若干異なるゲーム性を一目で伝える手段として、筐体写真の近くに“3-2号機”(3号機以前は各メーカーごとに2機種しか出せない規定があったため)などと表記するスペースを設けるのが一般的となったのです。
このスペースこそが、“ノーマルAタイプ”という用語を生むきっかけとなります。
4号機時代は長く続き、1998年のCT機、2000年のAT機にRT機。2001年からはストックなどといった付加機能が全盛となっていきます。ここで活用されたのが、激動の時代からの名残りとなったスペースでした。
“B-CT” “A-600(大量獲得)” “A-AT” “A-ST” など、やはり一目でゲーム性がわかるようになっています。この時『ジャグラー』シリーズのようなボーナスのみでコインを増やす機種は、スペースの文字面を合わせるため“TYPE-A”などと表記されました。
この「A」以外に何もないシンプルなものが「ノーマルAタイプ」と呼ばれるようになり、そこから略されて“ノーマル”や“Aタイプ”となったのです。
5号機となったあたりからは如実ですね。付加機能全盛となるまで対比され続けてきた裏モノも壊滅しましたから。
掃除しなくちゃ(笑)。
裏モノと対比させてのノーマルなら入部を希望しないと書きました。裏モノの連チャンは、確かに魅力です。ただ、いかんせん初当たりが遠い。それに対して、ノーマルは気合いを入れたくなる当たりやすい場所がない代わりに、今すぐにでも当たる可能性があります。油断した瞬間のヘナチョコなリーチ目など、当たったのになぜか悔しくなったりすることも。
いかなる時でも気を抜かない真のパチスロ道。ノーマルは、そんな奥深さもあるんです。
ということで、我が家の『ダブルオーセブンSP』は、ノーマル&20G連Ver.と基板を2枚取り揃えてございます。もうね、ノーマルとわかっていても1回の告知だけでドル箱マンタンを妄想できちゃうんですよ。素敵なリーチ目1つで、リーズナブルにドーパミンが出るんっすよ。
そんなわけでございまして。【リノ向上委員会】と【裏モノ部(狩)】との掛け持ちが許されるならば、【ノーマル部(仮)】への入部を希望します(笑)。
【リノ向上委員会】【裏モノ部(狩)関東最狂の原人打ち】 佐々木 真
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佐々木 真さんの
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このコラムへのコメント(16 件)
あっという間に、裏モノ部ができそう(笑)。
下品なサウンドが爆音で鳴る薄暗いホールで華を光らせたいなぁ……(´;ω;`)
奥に刺さっているのが20G連Ver.の裏モノで、手前に置いたのがノーマルです!
1台貸し出し中ですが、それでも8台ありますからねえ(^^;;
この画像は、裏モノの中身でありますか!!?
パーラーささきてぃーちゃーには、あるでありますか?!!
『ゴールドチャンス』は、図鑑でしか見たことがないかも。いかん、まだまだ修行が足りないようです(笑)。
その土地ならではのラインナップでしたよね!
マックスアライドと言えばもう、あの噴火ものしか思い浮かびませんがよく打ちました(笑)
金といえばミリゴシリーズかもしれませんが、自分の中では圧倒的にこれなんですよ!地元でこればっかり打ってましたw
そのあたりの機種を打ちに行くため、尼崎まで通いました(笑)。
あとは、マックスアライド系ですかね。昔は、西に行けば関西メーカーの機種を打てるとか、ちゃんと旅打ちの意味がありました……(^^;;
あとは高砂系ですよね。関西出身なんでコレ系統はたくさん打ちましたよ!懐かしいなぁ…
昔話を語るか、スロゲーセンしか活動の場はありませんが、入部お待ちしています(笑)。