ナイトオブマハラジャの打つ前考察

100台のパチスロ専門店。難しいというか大儀なテーマでしたが、多くのご投稿ありがとうございます。今回は、私も書こうと思ったものの、自分で設定した締切に間に合わず。面目がございません（笑）。

また、思考ルーチンもご愛読くださり、ありがとうございます。今回は、その思考ルーチンの番外編。『ナイトオブマハラジャ』です。

http://pachiseven.jp/columns/column_detail/7625#contents

私がこの機種の存在を知ったのは、自由帳でtapさんが書かれた記事でした。ということで、まだ見たことも触ったこともありません。で、パチ7の機種ページを確認。

https://pachiseven.jp/machines/more_info/4925

先行導入ですかね。役構成もリール配列もわかりません。でも、これくらいの情報から考えることができなければ「攻略ライター」の看板を下ろさねばなりません。さ、いっちょやってみますか。

・BIGとステルスボーナスを搭載
・1500GのRT「ナマステモード」を搭載
・ナマステモードは、小ステルスボーナスの一部から突入
・RT中にボーナスが成立してもRTは1500Gまで継続する

今わかっている特徴は、こんなところ。


○1500GのRT

ボーナスの名称解説は、後回しにさせてください。この1500GのRTは、小ステルスボーナスの一部で突入となっています。5号機では、同じ契機でRTに入ったり入らなかったりすることは許されないので「一部」というのは、数ある小ステルスボーナスの中でも、レアな組み合わせという意味です。

そのレアな小ステルスボーナスが終了した後に1500GのRTに入る。

そういうこと。これで逃げ切りたいな。ただ、疑問が出てきちゃうの。1500GのRT中に、そのレアな小ステルスボーナスが成立したらどうなるのか。新たに1500GのRTに書き換えることもできるでしょうし、最初の1500Gを書き換えないこともできそう。自分が原稿を書く際は、ここに言及したいんですが、質問の回答が得られない場合は逃げます（笑）。

→（追記）書き換えあるようです。



○貫通型RT

ボーナスが成立・消化・終了しても、既に入っているRTを継続させる方法はあります。貫通型RTという手法です。『トンdeピース』『ゴレンジャー』など、5号機初期によく使われていました。最近だと『ドンちゃん祭』。RT中のボーナスは、特殊リプレイ確率が高く、その時にドンちゃん揃いを発生させていました。

ただし、この貫通できるボーナスは、第二種特別役物（2種BB・MB）でなくてはなりません。ということで、ボーナスの話へ。



○ボーナスはすべて2種BB

大小のステルスボーナス。ステルスという名前は、知らないうちにシレっと始まるところからネーミングされているかと思います。通常機種のBIGは、目押しをしないと揃わない程度の組み合わせ数しか置くことができません。『リラックマ』や『ハネスロ』『バジリスクII』のMBのように、適当打ちでも揃うのはすべて2種BBです。

問題となるのが、BIGとされているもの。おそらく、目押しをしないと揃わないのでしょう。ただ、2種BBは、適当打ちで揃わなければいけないものではありません。ジャグ系やハナハナ系のREG（と表示されているもの）も2種BB。それと同じようなのが、本機のBIGとなっています。名称がBIGだからといって、本物のBIGとは限りません。

ボーナスが2種BBである条件は、いくつかあります。そのうちの一つが、253枚の払い出しを超さないこと。機種ページの「ボーナス構成」には、247枚払い出しタイプ（純増220枚）と書いてあります。クリアできていますね。だから、どのボーナスが成立しても、規定ゲーム数がくるまでRTを終わらせない仕様が可能となっているのです。

ちなみに、これが本物のBIGだった場合は、RTを貫通させることはできません。BIGでRTに入れて、その途中の2種BBは取り放題。この作り方が『ゴレンジャー』でした。

うん、あと2種BBの詳しいことは、思考ルーチンを読んでくださいまし。この貫通型RTに関しても書いていますから（笑）。

http://pachiseven.jp/articles/detail/1364#contents

→（追記）赤7揃いのBIGも目押し不要の模様。



○実戦時のポイント

貫通型RTは、1Gたりとて無駄にしないことがポイントです。というのも、ボーナス成立後も、ボーナス消化中も終了までのカウントダウンは進行します。ここテストに出ます。

ステルスボーナスは、適当打ちでも勝手に揃ってくれるから良しとして。BIGとされているものは、目押しが必要でしょう。だとしたら、毎ゲームBIGを狙うくらいの勢いで。面倒ならば、リプレイの時にBIG絵柄が枠内に止まらないような打ち方を探しましょう。変則押しでも良いかも。

また、全ボーナスとも2種BB。いずれかのリールは、押してから最大1コマスベリ以内となります。場合によっては、ボーナス消化中にリプレイが揃うかもしれません。それも1Gとカウントされます。ボーナスは、全ゲーム小役にして最短で終わらせるべし。いや、リプレイが揃わないようにしてくれているかもしれませんが。そのあたりは打ってみて確認してください。

1ラインにしたのは、このリプレイを回避させるためだと思うんですけどね。ま、希望込みの願望なんぞ、コイン1枚の得にもなりません。あと、RTに入るレアな小ステルスボーナス。これが成立した時に、新たなRTに書き換えられるとしたら。RTでコインが増やせる場合は、どうにかしてハズして引っ張れないだろうか。これはコインが増える。いや、それをさせないための1ラインなんでしょうけど。

こんなことばかり考える変態が、攻略ライターなのです。規則を知らないと、こういった攻め方も守り方もわからないでしょ？


ということで、普通のノーマルタイプにRTがくっついたものです。小役ベースの差は普通に作れますし、アイジャグ系程度の微妙な感じにも作れます。ベースが低かったのは、たまたまか低設定か……かと　＜tapさん


それにしても。「リリベ」あたりの特殊リプレイを1つ作って、それをRT1500の入口にしたら簡単だったのに。通常時契機のゲーム数固定RT。このほうがプログラムはスマートだったような。周期とか小役とか微妙に違いますが、『トンdeピース』は、それに近いものでした。しかし、この手のタイプは、出玉率を高くしにくいと思っていたのですが……。

→（追記）このあたりは、やはり打たねばわかりません。

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