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俺よりヤバい奴に会いに行く。-岡井モノと全国のパチンコパチスロ異常愛者-
2020.08.30
ROUND3:vsショコラ大佐(YouTuber) 世界最速でシンフォギア2実機購入を決めた『描いてみた動画配信者』
岡井モノ:ライター兼パチ7編集部員(別館)
俺よりヤバい奴に会いに行く。-岡井モノと全国のパチンコパチスロ異常愛者-


「岡井さん、またヤバい奴見つけた。インターネットという在野には新種のヤバい奴がたくさんいるから歩き回ってたくさん捕まえよう、そして育てよう」

「ポケモン感覚で扱わないで下さい……で、どんな人なんですか?」

「こんな人」

「あぁ、一瞬で理解しました。私この方知ってます」

「あ、やっぱり? じゃあさっそくインタビューしよう、もうアポとってあるから!!」

「この人、こういう時の動きは異様に早いんだよな……」

どうもみなさん御機嫌よう、岡井です。そして『俺よりヤバい奴に会いに行く』のお時間でございます。
今は個々で発信ができる時代、組織的なメディアに所属せずとも、自身のパチンコ愛やパチスロ研究成果を伝え、共有することができます。無所属の人達が繰り出す「何やってんの?」「バカじゃねえの?」みたいなことが大好きな岡井とパチ7編集長による『俺よりヤバい奴に会いに行く』企画も今回で3回目。
「次は動画系の人に話を聞きたい」と言ったかと思えばすぐに逸材を発見してきた編集長。今週の急上昇コンテンツ、はじまりはじまり。

今回のヤバい奴はYouTuberの『ショコラ大佐』さん。冒頭に掲載した、病気の時に見る夢のようなシンフォギア的な何か、に見覚えのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回はそんなショコラワールドへみなさんをご招待しましょう。
自分も大佐階級の方にお話をうかがうのは初めてだったのでありますが、インタビュー前には大佐も緊張しているとおっしゃられ気さくな人柄を感じたであります。
ショコラ大佐のヤバみ
★Twitterフォロワー数:約22,000人(2020年8月)
★YouTubeチャンネル登録数:約35,000人(2020年8月)
★パチンコパチスロ用倉庫を借りるほど実機を所有し連日配信、ヤバい
★CRF戦姫絶唱シンフォギア2実機購入を世界最速で決めてしまう、ヤバい
★その想いを具現化(?)してしまった独特過ぎる絵柄はもっとヤバい
★特にアゴがヤバい

「はじめまして、ショコラ大佐さん。パチ7編集長です。では、早速ですが好きな体位を教えて下さい」

「その質問やめようって言いましたよね」

「あー……バックかな」

「答えるんかい」
ショコラ大佐さんは征服欲が強いタイプですね、などと気色悪い分析を始めた編集長。緊張していると言う人にいきなりぶつける質問がそれか。先が思いやられるインタビューという名の暴走特急が走り始めました。
社長が既にいた、という理由で誕生した大佐。

「例の『シンフォギア描いてみた』の件も気になりますが、まずは基本的な部分からお聞きしましょうか」

「そうね、ショコラさんはおいくつですか? お住まいは?」

「27歳です。愛知在住の地元ラブですね」

「あぁ、愛知の人って地元ラブな人多いですよね、お仕事はどういった業界ですか」

「普通なんですけど、パソコンをポチポチするだけの感じで……」

「ポチポチするだけって仕事この世に存在しましたっけ」

「SE系の会社員ってことでしょうか」

「そんな感じですね(笑)」

「ショコラ大佐という名前の由来をお聞きしても? どこかで二階級特進でもしました?」

「それ死んじゃうやつです」

「ショコラは飼ってる犬の名前からなんですけど、そのままだと『萌え声女性生主』感があるので大佐か社長を付けようと悩んで、最終的に大佐で行こうと」

「はじめしゃちょーとかDJ社長とか、YouTubeの社長業界は渋滞気味ですもんね」

「なんだその強烈にどうでもいい2択(笑) まぁうん。空きがありそうな大佐の方に決めたんですね」

「いや、そうするとみんな大佐って呼んでくれるんですよ、なんか統一感あって気に入ってます」
「青7を狙え!!」狙えば揃うと思っていたあの頃。

「27歳というとパチスロはもう5号機の時代ですね。初めて打った機種は?」

「一番最初は学生時代です。機種はパチスロの『マクロスフロンティア』ですね」

「ああ、あの素敵なボリュームで有名な機種を」

▲『マクロスフロンティア(2012年:SANKYO)』音楽へのこだわりからか一際騒がしい台として知られる

「僕、元々アニメとかゲームが好きなんですよ。パチンコ・パチスロを始めたきっかけもそういう部分でした」

「最初は誰かに誘われたとかですか?」

「そうですね、家スロで番長2を持ってる友達がいたんで、自然と打ってみたいなという気持ちにもなりました」

「友達を通じてパチスロに親しみがあったのね。で、初打ちのマクロスフロンティアはどうでした? 勝ちました?」

「いえ、目押しが全く出来なかったので、カットインで青7が揃わないのも、目押しのせいだとずっと勘違いしてました。友達は出来てたのになんでだよと」

「ああ、悔しさみたいな気持ちが原動力に」

「あれ普通にハズれるんですけどね。成功させてやるって気持ちからハマっていきました」

「攻略要素のあるものというか、ゲームが好きってのもあるんだろうね」

「その後いろいろと知識が増えていったと思うんですけど、パチンコ・パチスロの収支はいかがですか?」

「いやぁ、普通に負けてますね」

「あー、あんまり台の調整とかは見ないタイプですか」

「全然見ないですね。台の調子を重視します。ライトな谷◯先生志向で」

「当たりたがってる台を探してオスイチ狙い、あれは常人にはかなり難しいですよ」

「あれだけ配信でいろんな機種を打っていて、なぜオカルト派に……」
最短で最速で『シンフォギア2の購入』を決定して100万円貯める。

「えー、ではいよいよシンフォギア関連のお話をさせていただきます。ショコラ大佐といえばシンフォギアというイメージの人も多いと思いますが、これも、もともとはアニメ好きだからですか?」

▲『CRフィーバー戦姫絶唱シンフォギア(2017年:SANKYO)』こだわりの使用楽曲やシンフォギアチャンスの速さがウケ大ヒットを記録

「そうですね、もともとアニメが好きだったんですが、パチンコも初代シンフォギアの初打ちで大好きになりました。絶対続編が出るし、家に置きたいと思って、その日から『シンフォギア2貯金』を始めました」

「えっ、ごめん。ちょっと待って? 今、貯金って言った? 初代シンフォギアを打った時に、シンフォギア2の実機購入決めてたの?」

「はい。シンフォギア2購入貯金開始日は、初代シンフォギア初打ち時です!!」

「いや、おかしなことをさわやかに宣言してますけど、新台初打ち後に発表もされていない続編の実機購入決める人なんていないですよ。購入意思決定としては世界最速では?」

「確実に世界最速だろ。やべーやつだよ、ちょっと気持ち悪いわ(笑)」

「シンフォギアは3期の『GX』が特に好きなので、後継機が出るならGX入るだろうなと」

「ああ、じゃあ目論み通りだ」

「そうですね、まぁ値段はちょっと高かったんですけど」

「でしょうね。実際いくらしました?」

「オプションとかコミコミにすると全部で150万円くらいになっちゃって……」

「でもそのために貯金してたんですよね」

「100万円貯まってたんで余裕でしょと」

「いや足りてねぇじゃん(笑)」

「まぁ、なんとかしました(笑)」

「シンフォギア2導入時期ってちょうどパチンコ店が協力休業していた時期なので、もしかしたら当時日本で一番稼働していたシンフォギア2って、ショコラ大佐さんの部屋にあったやつの可能性すらありますね」

「そこまでハマったパチンコってシンフォギアが初ですか?」

「いや『ダンバイン』ですね。あのSTの出玉スピードがとにかく衝撃的でした。これはパチスロ以上だぞと」

「あぁ、ダンバインはハマる人が多かったですね、ラウンド高速消化で落ちろよーを連発させる快感はすごかった」

▲『ぱちんこCR聖戦士ダンバイン(2015年:Sammy)』継続率92%の高速STダンバインRUSHが熱狂的なファンを獲得

「あれ? 27歳っていうと、ダンバインのアニメは見たことない世代ですよね」

「一応ゲームのスパロボで存在は知っていたんですけれど、あの台ってパチンコオリジナル要素も多いんですよ」

「ゲッダンゲッダン(※)もパチンコオリジナルですからね」
(※)「戦いの詩」のこと、大当たり~ST中に流れる名曲

「そうなんですよ。全部いい曲で右打ち中も曲が途切れないのが気持ちいいんです!!」

「え? ゲッダンゲッダンってパチンコオリジナルなんだ?」

「まったく。編集長はパチンコのこと何もわかってないんですね」

「正直、がっかりです」

「パチンコパチスロサイト責任者としての自覚を疑わざるを得ません」

「おい。貴様らそのへんでやめろ」

「まぁ、その後にシンフォギアが出て今に至るって感じですね」
アゴを尖らせて描いてみたら、バズってお店のパネルになった。

「じゃあ、そろそろ絶賛配信中の動画の話を」

「もともとはニコニコ動画でパチスロ配信中心にやってたんです。ニコスロと呼ばれるジャンルで栄えてて」

「あぁ、ニコニコからなんですね。初期はニコニコの方が活気があった。有名なゲーム実況者とかも多かったですよね」

「そこから次第にYouTubeの方が人が集まりやすいぞという流れになって、ゲームも好きなんでこっちではゲームをやってみようと」

「ゲーム実況者なんかがYouTubeに大量移行していく時期がありましたね」

「ですね。それでいざゲーム配信やってみたら、あっ、いろいろ厳しいわ……ってなって」

「2本目がギルクラのパチスロ動画になってるのは、方向転換ってことね。早いな(笑)」

「やっぱりいきなりは無理だったなと、自分の慣れたやつで行こうと思いました(笑)」

「で、一気に世に出たのがシンフォギアの絶唱リーチを描いてみたですね」

「これ、twitterとかまとめサイトでもよく目にしたね。なんか変な奴出てきたなと。あとアゴがすげー尖ってんなって(笑)」

「なんでアゴあんなに尖ってるんですか?ってよく聞かれます(笑) 始めたきっかけは、描いてみた動画自体はいろいろな人がやっているんですけど、パチンコ・パチスロの演出を描く人ってあまりいないな、と思って」

「とにかくインパクトがすごい、制作期間ってどれくらいかかるんですか?」

「最初のは2日くらいだったんですけど、どんどん期待に応えなきゃって思うと最終的に1ヵ月とかに……」

「もともと絵を描くことが好きだったんですか? このなんとも言えないヘタウマ感というか」

「絵を描くのは好きです、ヘタウマもよく言われますが、僕はAC部(※)さんをリスペクトしているんです」
(※)常軌を逸した作風を持つ映像制作ユニット、「ボブネミミッミ」等で知られる

「あぁなるほど、言われてみればAC部感はあるかも」

「あえて崩して描いて違和感で笑わせるというか、僕自身はAC部さんみたいに上手くは無いんですけど」

「これ、熱狂的なシンフォギアファンから◯害予告とかありません?」

「ああ、確かに。俺の響ちゃんをこんな風に描きやがってみたいな」

「ありがたいことに応援していただける人が多いみたいで、ホールさんからは絵を使わせて欲しいって依頼をもらって無償提供してるくらいです」
シンフォギアのイラストを店内ポスターに使用したい!とホールさんから事前に聞いてたのだけど
— ショコラ大佐 (@syokora_pad) March 31, 2020
クソワロタwwww pic.twitter.com/tvwELR828R

「うおっ、なんだこれ! アゴとか肩幅とかすごいなこの世界。これを採用したホールさんもイカレてるよ(笑)」

「どの部分がとかじゃなく全部おかしい」

「秋葉原のアイランドさんとのコラボでLINEスタンプを出したこともありましたね。あれは思い出になってます」

「マジで!? さすがアイランドさん。目の付け所がすごいね」

「なぜかこの企画出る人全員スタンプ作ってる。イカボールさんももっくんさんも」

「まぁ、この一連のシンフォギア描いてみた系で一気に世に出たと」

「とはいえ僕の中ではシンフォギアはもう完了した感じなので、これからは別の物を描こうかと」

「あれ、そうなんですか?」

「はい、これからはシンフォギア2を描いていきます!!」

「いやもう怒られちまえ(笑)」
パチンコの楽しさを伝えたい!! ……とかは特にない。

「動画配信を始めたのが2016年から、ということは当時大学生ですか。なぜまた動画配信を?」

「当時はサークルも入らず、趣味と言えばネットみたいな生活だったんですよ」

「ああ、いわゆる陽キャの方には入れずに(笑)」

「ですね(笑) で、配信とかが流行り始めた時期だったんで、そっちならと思って」

「ネット上なら負けねーぞと」

「ちょうどその頃ですよね、ニコスロが盛り上がってた時期も」

「お金を稼ぎたいとかは無かったんですか?」

「全く無かったですね。色んな人が集まってくれたりコメントくれたりを純粋に楽しむ趣味でした」

「パチンコの面白さを伝えたい! みたいな使命感的なものは?」

「別に宣伝大使じゃないですし、自分が好きなものをやってるので好きな人は来てねってだけです」

「へぇなるほどね。んじゃチャンネル登録数とか再生数、ユーザーさんとのコミュニケーションが一番のモチベーションなんだ」

「どうやったら伸びるかとかを考えるのが楽しいですね」

「でも、いわゆる自分が表に出て実戦動画をって考えではないんですもんね」

「僕は喋るのが好きなんですよ。見ている人とのやりとりだったりとか、だからカメラに向かってリアクションしたりとかはちょっと違うなって」

「イケボですしね。ちなみに人と喋るのが好きなんですか? だったら学生時代にもっとハジける側に居てもいいような気がしますけど」

「いやぁ、あの時はノリがわかってなかったというか、あくまで自分の範囲内で喋るのが好き、みたいな」

「あぁ、自分のフィールドじゃないと力を発揮できないタイプだ」

「サーフィン行こうよとか、クラブ行こうよとか誘われてもちょっと……。むしろアニメとパチンコの話をしに配信に来てよみたいな」

「アニメとパチンコの話だって直接対面してできるのでは……」
会社に身バレするも、むしろそれを利用。

「YouTubeのチャンネル概要にも記載されていますが、パチスロ15台にパチンコ7台と実機をたくさん所持されてますよね、どうやって置いてるんですか?」

「倉庫を借りてるので、今部屋にあるのは4台くらいですね。新しく買ったりもするので、適宜入れ替えという感じで」

「実機用に倉庫借りてるんだ(笑) まぁ4台でも十分多いような気がしますが」

「最近の実機はめちゃくちゃ重いので移動させると腰にキます」

「ああ、重いよね、特にパチンコは上と手前にドンドンせり出してくるのがトレンドですし」

「ショコラ大佐さんならシンフォギア2に圧し潰されるなら本望とか言いそう」

「言わないです(笑)」

「まぁでもそうして運び込んだ実機で連日配信してるんですよね」

▲厳選された実機で絶賛大ハマリ中の生配信模様

「ショコラ大佐さん顔出しはしてませんけど、声とかSNSからとかで身バレすることないんですか?」

「昔の話ですが職場にバレたことはありましたね。就職の時、履歴書に書いたメールアドレスがsyokorataisa@~みたいなやつだったから、キミ、もしかして動画配信してない? みたいな」


「(笑)」

「バカだねぇ」

「なぜそのアドレスを就活用に……」

「上層部しか知らなかったらしいんですけど、配信の印象は良かったみたいで、そこの面接は受かりました」

「へぇ、むしろプラス材料になったんですね」

「それに味をしめて、その後の配信中にちょくちょく会社の事をほめるようにしたんですよ。もしかしたら聞いてくれて給料上げてくれるんじゃないかと」

「ゴマすり配信、なんといういやらしさ(笑)」

「雑念がすごい。純粋に動画配信楽しんでたんじゃないのかよ(笑)」

「ホントですよね、まぁ今は職場も変わってバレてないです」

「でも周囲にはパチンコパチスロ打つ人いますよね?」

「いますね。こないだも『これ面白いぞ』って僕の描いてみた動画見せられて、ホントだねぇなんて言っちゃってました」


「(笑)」

「世間って狭いなぁと」
曰く、愛。

「ちなみに、いわゆるパチンコ雑誌とかのチェックはしてました?」

「情報収集はネットが主流ですね」

「あぁ、ネット動画が当たり前にある世代ですもんね」

「パチンコパチスロ関係のメディアに入りたいと思ったことはありません?」

「うーん、入っちゃうと自由な活動はできないと思うんですよね。それを考えると……」

「そうね、今みたいに自由にはできないと思います、俺もSANKYOさんとの雑談で『ショコラ大佐って知ってます?』って聞いてみたいけど、我慢してるもん(笑) 藪蛇だろうなって」

「まぁ知られてはいると思いますけどね」

「公認いただけたらうれしいですけど、黙認ってところでしょうか」

「公認は無理だろ。改変が過ぎる(笑) まぁ悪意が無い限りは大丈夫な気もするけど」

「僕のは愛ある同人活動ですよ。あの動画あれでけっこうコマ数描いたりしてるんです」

「あんだけアゴ尖らせておいて?(笑)」

「それも愛ですよ、愛(笑)」

「ショコラ大佐さんのスタンスって、パチンコ好きというよりもネット配信者からってのが根源にありますよね」

「そうですね。好きなゲーム実況者さんとかからは影響を受けたと思います。ただパチンコ実況配信では僕の理想的な人っていなくて、そっち方面に僕が行こうと」

「確かに話もお上手ですし声も素敵です。あとは愛をこじらせてさえいなければ……」

「(笑)」

「当初思い描いていたゲーム実況とは違いましたが、シンフォギア描いてみたで40万再生とヒット動画になった時はどんな気持ちでした?」

「実はYouTubeよりTwitterでバズる方が早かったんですが、これがバズるってことなのかと楽しくなりましたね」

「でも表に出ようとは思わないんですね?」

「謎の存在でいた方が面白いというか、何だコイツはという」

「もしかしたらアゴ尖ってるかもしれないぞ、と(笑)」

「アゴ尖ってたらむしろ顔出ししてましたね(笑) 残念ながら尖ってないんですけど……」
※オンラインインタビューでもご尊顔は隠されたまま。もしかしたら尖っているかも、の可能性は残されている。

「尖ってたら最高のオチだったのになぁ」

「絵のアゴが尖っていることの理由が、“僕が尖ってるから”に」

「(笑)」
生配信で『パチスロまど2』を物理的にブッ壊す。

「描いてみただけじゃなく、生配信も積極的に配信されてますよね。先日もまど2を物理的に壊してましたけど」

「えっ、配信中に壊したの?」

「エアコン付けてなくて部屋暑かったんですけど、裏マギクエに入ってやったぁと思ったら熱がこもり過ぎちゃったみたいで……」

「激アツのブッ壊しってこういうことなんだなと」

「上乗せとかじゃなかったですね。狙ったわけじゃないんですけど」

「ホントだ壊れてる(笑) 確かにこれ生配信で観てたらオモロイね」

「こういう珍事件があるとファンになってくれる人も多いですね。コンスタントにこういう事件が起こればいいんですけど」

「コンスタントには無理だよ(笑)」

「そろそろインタビューも終盤ですが、ショコラ大佐として今後これからやっていきたいことはありますか?」

「シンフォギア3への貯金かな?」

「(笑) まぁ3があればもちろん買いたいですけど、今は最新台というよりかは昔の台なんかにも注目していきたいですね。もうホールに無いMAX機なんかも面白いのがあるので」

「先ほど再生数が増えるとうれしいとお話されていましたが、今後は面白い台を発掘して配信していくことでファン拡大を目指したいと」

「今は正直シンフォギア目当ての方が動画再生してくれることが多いんですけど、それがショコラ大佐ファンになってくれれば嬉しいですね!」

「なんだろう、それも承認欲求なんでしょうかね」

「そうかもしれません。具体的な目標と言えばYouTubeってチャンネル登録が10万人を越えると銀の楯がもらえるので、今はそれを目標にがんばってます」

「へぇいいね。初代シンフォギア打った瞬間にシンフォギア2を買うのを決める話だけで、もうヤバい奴だって思ったけど、応援したいよ」

「シンフォギア面白いから実機買おうって人はいたと思いますけど、出てもいない続編のために貯金始める人はショコラ大佐さんくらいかと」

「途中浮気しそうになりましたけど、我慢しました(笑)」

「すごいなぁ、3の貯金そろそろはじめてほしいなぁ」

「(笑)」
ショコラ大佐はヤバい奴だった。
以上で今回のインタビューは終了、ショコラ大佐さんはあふれる情熱とフリーダムな動画とお絵かきのヤバい奴でした。
新しい時代に合わせた動画配信について積極的な考えを持っており、そこにパチンコ・パチスロが合致した結果誕生したのがショコラ大佐だったという印象でした。動画の再生数を稼ぐというポイントももちろんあるかと思いますが、それ以上にコミュニケーションツールとしてYouTubeを活用して実機配信をしています。そしてシンフォギア2への常軌を逸した情熱は本物です。
動画を利用して虹川ラキちゃんとコラボしたいとか言っていたのは聞かなかったことにしましょう。
★ショコラ大佐語録
・シンフォギア打った時に2を買おうと決めました
・宣伝大使じゃないし業界を盛り上げたいとかも思ってない、配信が好きなだけ
・なぜアゴが尖ってるのか? 僕は好きなものを描いているだけです
俺よりヤバい奴に会いに行く3回目は実機動画配信のニュージェネレーションでした。インタビュー中もショコラ大佐さんは顔出しをしていなかったので、最後まで編集長はアゴを確認したがっていましたが、わからないほうがミステリアスな魅力があるのかもしれません。
次回はどんなヤバい奴が出てくるのか、今から私も楽しみです。

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- 岡井モノ:ライター兼パチ7編集部員(別館)
- 代表作:オカイ☆サロン
学生時代友人に連れられ、はじめて『ジャグラー』を打って負けたその日、悔しくてなぜか『サバンナパーク』のゲームを買った異端の猛禽。パチ7自由帳において「何か変なヤツがいるな」と思われていたが、何か変なヤツのまま編集部に捕獲されたトリックプレイヤー。日本全国を旅する渡り鳥としての経験を活かしたコラムを、旅情たっぷりに綴るかと思わせながら特にそういうコラムを書いたりはしない。今日も今日とて奇策縦横。


