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『朝コラ』あしの朝の連続コラム~60日後に1位になるはずのSEO~
2021.08.19
『朝コラ~28日目:パチスロ アレックス~』ノーマル機への根強い苦手意識の原因はシングルマザーのせい。
あしの 『朝コラ』あしの朝の連続コラム~60日後に1位になるはずのSEO~
【このコラムの目標】
パチ7の検索エンジン対策(SEO)をよりパーフェクトにするため、「パチスロ」に絡めた「よく検索されるキーワード」をテーマに毎日コラムを書くぞ! いつ筆者の心が折れるかも見どころだ!
チワッスあしのです! 本日は先に謝っときます。ごめんなさい。アレックスはファンが多い作品だし各々の愛も深いと思うんで真面目に書こうとしたんですが、筆者「アックス」はほぼ打ったことがなく。為になる話とかは一切ないです。ただ一人怯えるオッサンがノーマル機への恐怖心を書いておるだけのコラムでありますゆえ、ご了承の上お読み頂けると幸いです。
んでとりあえず日課(?)の検索からスタート。「パチスロ_アレックス」で検索してパチ7の順位を見てみます。
1.アレックス(パチスロ)設定判別・解析(DMMぱちタウン)
2.アレックス【スロット】解析・スペック(一撃)
3.アレックス 設定判別・天井(ぱちガブ)
4.アレックス(P-WORLD)
5.(個人ブログのため割愛)
6.アレックス スロット(パチ7)
はいパチ7は6位でした。あーこれ1位ほしかったなー。
なんせパチ7は数あるパチスロWEBメディアの中でも特にノーマル機に注力してる媒体として、一部では「キング・オブ・ノーマルタイプ・メディア」と呼ばれていることで知られています(マジかよ!)。「アレックス」で検索して初めてアクセスされたノーマルファンの皆様も、今後は是非よろしくおねがいします!
というわけでアレックス。
まあ、鳥ですね。筆者を含めてノーマルをあんまり知らぬ無知な民草にとってはアレックスがどんな歴史的背景を持つ機種であるかとかは全く知らんのですが、ホントごめんなさい。今勉強しながら書きます!
とりあえずアレックスはそれ単体で語るべきものではなく、シリーズ全体の流れを俯瞰して語るべきものであるのは粗忽者の筆者でもギリギリ知っておるので、まずはそちらをば。
伝説の始まりは1995年。ユニバーサル販売(当時)の「クランキーコンドル」です。いわゆる技術介入機ブームのハシリとして知られ、フル攻略時の出玉率は設定1でも104%くらいあったとか。
だので、爆笑問題の太田さんの奥さんであり社長さんでもある太田光代さんがこの機種で売れない時期の旦那を支えていたのは有名な話ですし、度々名前を出してすいませんが、こちらパチ7でも書いておられる「佐々木真」さんもクランキーコンドルに人生を救われた一人だそうです。ちなみに1995年、筆者は高校1年生かな。セガサターンでときメモやってた時代です。なおクランキーコンドルの兄弟機は「スーパーモグモグ2」との事。ごめんなさい1ミリも知りません。モグモグ風林火山なら詳しいです(ぜんぜん違う)
つづいて翌年にリリースされたのが「クランキーコンテスト」。こちらも当然技術介入機で、リプレイハズシがビタ押しになったそうです。難しくなったから名前に最上級である「est」をつけたんでしょうか。だとすると「クランキーコンドレスト」な気がしますが、これ、パネルのコンドルがファックユーポーズをしてるらしく、もしかしたら「争い」という意味のコンテストなのかもしれません。また、払い出し枚数がアップした「クランキーコンテスト2」がリリースされたそうですが、パネルとかは同じだそうです。後継機というよりマイナーチェンジ版ですな。
んで「クランキー○○」はその後長らくリリースされず。
5号機になって「クランキーコンドルX」「クランキーコレクション」「クランキーセレブレーション」の順番でリリースされたのは皆さんご存知の通り。コレクションからは「Aプロジェクト」として数えられています。
で、タイトルの「アレックス」ですが、これは「クランキー」シリーズではないのですが同じく鳥を扱っており、また年代もほぼ被ってるので「鳥シリーズ」としてひとくくりにされるようです。リリースされた順番としてはクランキーコンテストの後。1999年です。同じ鳥でもコンドルじゃなくて「始祖鳥」がテーマですね。
始祖鳥……?
はい、これは有名な話ですが、実は「アルゼ」の「ア」は始祖鳥(アルケオプテリクス)のことなんですな。件の恐竜は「始祖」というくらいなので「鳥の祖先」であり、転じて「チャレンジ精神」「飛躍」などの意味で社名に採用されたそうです。よく見るとアルゼのロゴマークは始祖鳥のマークもついてますな。知らんかった人はトリビアとして覚えといてくださいまし。
そんな始祖鳥をテーマにした「アレックス」。
リール配列は「ビーマックス」と同じとの事。鳥シリーズとはいえクランキーとは毛色が違い、チャンス予告タイプになっていたそうです。つまり消灯とかフラッシュとかのヤツですね。なので同じアルゼのマシンでいうと、どっちかというと「サンダーV」の流れを汲んでるそうです。「変則消灯」を初めて採用した歴史的機械だそうですが、筆者、ノーマル機を打たなすぎて変則消灯の機械はほぼ知りません。例えば「北斗の拳」の本前兆確定の演出にはありましたが、当時はそれで「へぇ! 斬新!」とか思ってました。すいませんアレックスさん……!
鳥シリーズはその後2000年に「グランシエル」がリリース。機種名はこれフランス語で「大空」ですな。ラルクアンシエル(虹)のシエルと一緒です。鳥シリーズなんで当然図柄に鳥が採用されてるわけですが、今回は「鷲(ワシ)」がそれ。空の王者です。如何にもグランシエルという機種名にピッタリなり。めちゃくちゃセンスいいですよね。
ようやくこの辺から筆者もリアルタイムで知ってる機種になるのですが、残念ながらその後は4号機では「鳥シリーズ」はリリースされず。前述の如くコンドルシリーズが復活する2006年まで時代が飛ぶ事になります。
さて今名前が出てきた機種。なんと筆者は全部触ってません。微妙に「クランキーコンドルX」「クランキーコンテスト」は触った事ある気がしますが、たぶん累計で1000ゲーム以下。それ以外の機種は1回転も回してないと断言できます。
なぜか? プロが仕事で打つ台だと勝手に解釈してたからです。
★スロプロ専用機だと思っていた。
筆者がパチスロを打ち始めた西暦1999年前後は、猫も杓子も「新システム」を採用していました。サブ基板を利用した押し順ナビやらRTを利用したサイレントストックやらシフト持ちやら液晶搭載やらなんやらと、ホールに行くたびに新しい発見があってワクワクしてた気がします。
んで当初はそういう「新しい機種」を打つのに忙しくて単純に「ノーマルまで手が回らなかった」のですが、もうひとつ、ちょっと「怖いな」とか思ってた部分もあるんですね。
例えば「ハナビ」は当時としても最新機種ではなかったのですが、まあ鉄板機種みたいな扱いになっててどの店にも複数台が並びでおいてあり、んで、そこには毎回「同じ人ら」が座ってました。いわゆるノリ打ち軍団です。
その人らはガラが悪く、控えめに言ってほとんど極道みたいに見えたんですね。
これは地域差があるかもしれません。ただ、筆者の地域のノーマル機はそういう感じだったのです。これはハナビが悪いわけじゃないです。その人らが悪い。
本気で探せばたぶん「スマートでかっこいい軍団」というのもいたと思うんです。ただそういう人らは目立たないんで、少なくとも筆者は見たことなかった。んで見たことない、というのは、そういう仕事をする上のスタイルとしてはおそらく正解なんですよね。翻ってその迷惑な軍団は、ガラは悪いわうるさいわ台パンするわ、さらに見た目も単純にかっこ悪かったんで、これはもうどうしようもなく目立ってた。
当時はまだ「ハナビ」が甘いとかそういうのは筆者の中でいまいちピンと来ておらず。したがって常に占拠しとるその人らのことも「こいつらハナビしか打てねぇんだな」と、むしろ馬鹿にしておりました。
認識がガラっと変わったのは何かのテレビ番組を見てると、ちょっと上の方でも書きましたが爆笑問題の所属会社の社長であり、太田の嫁さんでもある太田光代さんが出てた時です。「クランキーで稼いで夫を食わせてた」みたいな話をしてたんですね。あまつさえ自宅にあるクランキーの実機を使って、目押しの実演などをしてました。いまでは考えられんのですが、ゴールデンタイムでそういうのが普通に流れる時期だったのです。
うそん! パチスロって安定して勝てるんかよ!
まだ二十歳になるかならんかくらいの時期。ギリギリで一人で打てるようにはなってたけど、まだ醤油とソースの区別もつかないようなビギナーです。当時のパチスロは筆者にとって「めちゃくちゃおもしろい」けど、勝負は「運否天賦」であって、技術介入で多少の勝率アップはできるとはいえ、安定とかとは程遠いものでした。なので太田さんのその話は衝撃も衝撃……。
何となく気になり、クランキーと同じメーカーが出した「ハナビ」について調べてみると、どうやらそれも甘い模様。例の軍団はそれしか打てないから渋々打ってるわけじゃなく、明らかに狙って打ってたようです。
当然、筆者もハナビが打ちてぇ……! となったのですが、ネックになるのはあのガラの悪い軍団です。勝ちたい、という願いと、あの軍団と混じりたくねぇ、という欲求が、ちょうど釣り合ってました。
そんな時に出会ったのが、とある女性です。
なんで出会ったかさっぱり覚えてないのですが、筆者より10ばかり年上で、当時多分30代前半とかか。旦那さんと別れたばっかりのシングルマザーでした。何かの拍子で一緒にパチスロを打つことになったんですが、実は彼女はスロプロでした。つまり、彼女はスロットで子育てしてたのです。
うそやんそんな人おる……? と半身半疑だったのですが、一緒に打ってみるとまあひたすらハナビ。店を変えてハナビ。設定判別してすぐ移動。ボーナス引くたびに移動&移動みたいな、今思うと普通なんですが、当時はちょっと気持ち悪ぃなこの人、と思うくらい機械のように立ち回っておりました。
筆者も打って、隣で判別などを教えて貰いながら打つのですが、まあ下手くそというか、目押しも怪しい時期だったのでやっぱミスをする。設定判別も、やれ「今何ゲームだからそれに3をかけて、そっから10を引いて……」だの計算が非常に面倒くさいし当然間違える。今思うと初心者には理屈からちゃんと説明せえよと思うんですが、まあ打ってるうちに彼女もどんどん不機嫌になっていき、最終的には「わたしは良いのをツモったからこれ打つ」みたいな感じで、放ッぽりだされる事になりました。
で、彼女がどっかに電話したと思うや、しばらくすると知らん男が何人かやってくるわけですね。明らかにプロ仲間です。
おいおい、マジかよ、と思いましたが、ビビったのがそのうち一人が彼女の指示により、筆者がさっきまで座ってた機械を打ち始めるわけです。流石にこれには唖然としました。要するに、よく分かってない筆者に判別だけさせて、いいとこだけ仲間を呼んで打たせる訳ですよ。
(世知辛すぎだろスロプロ……!)
まあ、母は強しというか、その人はその人で必死なんでしょうけども、びっくりすると同時に、なんかスッと理解できる部分もありました。つまりこれ、彼らにとっては仕事というか、業務なんですな。あのヤバい軍団も、そしてこの女性も、仕事としてやってるんで、筆者とはスタイルが全然違うわけです。それ以来、ノーマル機に対して筆者はものすごい壁を感じるようになりました。
これは、仕事で打つ機種なんだな。と。そしてそのイメージは、未だに筆者の中にちょっと残っており。リーチ目主体の機種を打つ際に、高い壁になってしまっています。
我ながら、これはもったいないなぁ……。と思うんですけどね。
彼女とはその後も何度かメシを喰ったりたまにへんなかたちで関係を持ったりしましたが、それ以来連れ打ちすることはなく。ただ、2001年の年末くらいに覚醒した筆者がキンパルのハイエナで学費を稼いでる時期に、ハナビにこだわり続ける彼女と、こんな話をしました。
「○○さん、なんでキンパル打たないの?」
車持ってるんだし、時間もあるし、ハナビを腰据えて打つより絶対効率がいいと思うけども。筆者の問に、彼女は「あーね」と笑いながら、こう返してきました。
「だって、面白いんだもん」
最後に会ったのはもう15年くらい前ですけども、彼女はきっと、未だにノーマル機を愛し続けると思います。もしかしたらパチスロで稼いだお金で育て上げた息子さんと、Aプロジェクトの台を、並んで打ってたりしてね。
……ほい本日はここまで! 今日も頑張っておいで!
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- あしの
- 代表作:インタビュー・ウィズ・スロッター(稀にパチンカー)
あしのマスクの中の人。インタビューウィズスロッター連載中。元『セブンラッシュ』『ニコナナ』『ギャンブルジャーナル』ライター。今は『ナナテイ』『ななプレス』でも書いてます。
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おはざす! それそれ。そのイメージですw やっぱ張り付きいましたか……。今も軍団とかがいていろんな機種に張り付きまくってますけども、クランキーやハナビやガメラみたいな機種の、当時の張り付きの方がエグかった気がします。だって毎日同じ顔ぶれだったし!
そうなんです。
時系列がおかしいでしょ?
実は我が田舎町にコンドルは『再導入』と言った体でデビューからだいぶ経って設置され初めたんです。
既に攻略法が知れ渡ってますから、ベタっと張り付かれちゃいまして。だから私もコンドルシリーズに関しては思い入れは少ない人です。
なもんでアレックスやグランシエルをコンドルの系譜として評価されることに当時は違和感を感じてたんですよね。
おはざす! うお、相当ガチ勢……! 恐るべしですな。なんにせよ、旦那を食わす度量には敬服いたします。すごい人だな……
「コンチネンタル(3号機)で稼いでた」
ってのも見ましたよw
かなりスロ歴長いのかも?
よく考えたらコレ、「太田の嫁さんがコランコで爆笑問題食わせてた」という話と通ずる部分がありますね! 今気づきました。女つえー!
それにしてもVシネみたいな話ですねw