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パチンコ&パチスロ最新機能ガイド
2025.10.30
パチンコメーカーの雄SANKYO新プロジェクト『KUGITAMA』は羽根モノ復活プロジェクトだった! 羽根モノ好きは愛せざるを得ない!
ハニートラップ梅木
パチンコ&パチスロ最新機能ガイド
ゆる調~パチンコパチスロゆるゆる調査隊~
「気軽に楽しめる娯楽」としてのパチンコの姿を取り戻す。パチンコの未来のために誰かがやらなければならない。そんなパチンコへの熱い気持ちを感じるSANKYOさんの新プロジェクトが『KUGITAMA』プロジェクト。
今回こちらの取材をしてきたのですが、はじめに所感をお伝えしますと「これは思い付きレベルのえいやぁではない! 相当な力が入った今までにない斬新なプロジェクト!」でした。
といっても、それは一体なんなんだ? というお話ですが、端的に表現すれば『羽根モノ』の素晴らしさを再認識して広めちゃおうぜ!というプロジェクト。
釘と玉による本来のパチンコの面白さを改めて社会に伝えたい、という想いを込めた計画なのです。そして、その中身は発想もクオリティも今までないものばかり。史上最高レベルの超リアルオンラインパチンコや実際に店舗が開設される羽根モノカフェなど、私たちパチンコユーザーも新たなパチンコの世界を体験できるものとなっていました。
そしてその想いが半端ではないことは、KUGITAMAプロジェクト推進を主業務とする「SANKYO IZM」というグループ会社を立ち上げたことからも垣間見れます。
羽根モノが大好きで、釘で跳ねる玉の動きを目で追うことを趣味としている私は、この羽根モノにまつわるプロジェクトをスルーできるはずもなく、SANKYOさんに取材へ伺いました。企画の担当者の方にお話しを伺いながら、超リアルオンラインパチンコの体験までさせていただき、驚きいっぱいの取材でした。中身を詳しく知るとその斬新且つ面白い試みに胸が躍ると思います。ぜひ最後までお付き合いくださいませ。

▲パチ7編集長とSANKYOさんに突撃!
「タンポポ」がきっかけ!? なぜ今、羽根モノを?

早速なのですが、まずこの『KUGITAMA』プロジェクトということで「釘と玉」という表現がこれだけ表に出ていることに驚きました。なんか、こう、思い切りましたね(笑)

そうですね(笑) 最初はいろいろな案もあったんですが、やっぱりパチンコの魅力は釘と玉がもたらす偶然性だよね! という想いからプロジェクトが始まっているのでそれに倣ってということですね。

釘と玉こそがパチンコの魅力の原点、ということですね。

はい。もちろんデジパチを否定するというものではないのですが、パチンコの遊技人口が最盛期の約1/3になっているんです。その最盛期だった頃の大衆娯楽感というのは「羽根モノ」に代表されるわかりやすさもあるのかなと考えまして。

先日初めてパチンコを打つ方に大当たりの説明をしましたが、液晶がこうなったら当たり、という解説が非常に複雑になっちゃうんですよね。数字が揃ったら当たりなんだけど、初めての方はその過程の演出についていけないという。

派手な演出や刺激的で高度なスペックの台と、それを好むユーザーさんが今の遊技市場を支えてくれているという事実はあるのですが、そういった機種ばかりになると未経験者やライトユーザーには入りにくい閉鎖的な市場になってしまうんですよね。その点、羽根モノはVに玉が入ったら大当たりというわかりやすさが、初めてパチンコに触れる人にも優しいのではないかと。

やはり新規のパチンコユーザーを獲得していかないと、業界の未来が厳しくなりますもんね。

その上で羽根モノということで一回離れてしまったユーザーさんにも懐かしさであったり、もう一回注目してもらえればとも思っています。

しかし、羽根モノというと全体的なパチンコの設置台数から比べると少ないじゃないですか? ホールさんにとってもメーカーさんとしても利益になりにくいと思いますし、攻略法などのリスクもあると思います。今、この時期に大きなプロジェクトとしてやるのは勇気がいると思うのですが、何かきっかけはあったのでしょうか?

元々社内でも、遊技人口が減ってきていることにメーカーとして何かやっていかなきゃいけないよねって声はあったんですよね。そんな中で当社サイトコンテンツの一つである「SANKYOヒストリー」というのがありまして。

僕も見ました。SANKYOさんが今までに作った機種を年代と共に博物館のように並べてあるものですよね? 懐かしくて、自分の母親が好きといってた『スーパーコンビSP』とか懐かしく見てました。

やはりずっとパチンコを作ってきているので、懐かしいものであったり機種は豊富にあるんですよ。そういった資産を活用して何かできないかな? と考えていた時に昨年末に『ゲームセンタータンポポ』さんでコラボイベントをやったんですよね。

レトロ機が沢山のゲームセンタータンポポさんですよね。そのイベントはパチ7でも取材に伺わせていただきました。

そこでパチンコ休眠層や未経験者の方にどうやったら打ってもらえるのか? というアンケートをとったのですが、そこでやっぱり羽根モノいいよね。昔の機種は大当たりまでわかりやすかったし、玉の動きですごい楽しめたとの意見も多かったので、それも大きなきっかけになってこのプロジェクトが立ち上がりましたね。

まさに現場の声と熱量を感じてということですね! ちなみにパチンコ未経験者層というのはどのくらいの年代を想定しているのでしょうか?

やはり20代の方にパチンコを打っていただきたいですよね。大衆娯楽の文化として次世代に受け継いでもらいたい、という気持ちもあります。

休眠層にとっても、あの台打ったなと懐かしい気持ちになれるのも良いですし、やっぱり楽しいですよね。

うちの社内でもパチンコをやったことない方がいたのですが『ゲームセンタータンポポ』さんのイベントで初めて打って、羽根モノ面白いって言ってましたね。羽根モノは初めての打つ方にも伝わりやすい楽しさも持っているのだと思います。
KUGITAMAプロジェクトとは!?

ここからはプロジェクトの内容についても詳しく聞かせていただきたいなと。

今回は基本的にデジタル、リアル、プロダクトという項目に分かれているのですが、まずデジタルであるオンラインでパチンコについて知っていただいて、いきなりパチンコホールへ行くのもハードルが高いので、気軽に触れられる遊技体験カフェで体験してもらって、そこで遊技した機種を実際にパチンコホールでも、という形で段階的に導いていけたらと思っています。

ちなみに全体のスケジュール感はどのような予定になってますでしょうか?

まず、デジタルの部分で実機シミュレーターが2025年10月30日にリリース予定です。その後2026年は春ごろにはデジタル博物館が完成予定となっていまして、夏にはカフェ、秋に実機のリリース予定となっています。
項目 |
概要 | 時期(予定) |
| 羽根モノ実機シミュレーター | ・過去のSANKYO羽根モノ機をオンラインで楽しめる ・無料体験可能 |
2025年10月30日 |
| デジタル博物館 | ・SANKYOやパチンコの歴史・文化をまとめたオンライン博物館 | 2026年春頃 |
| カフェ×遊技機 | ・羽根モノなどが設置されたリアルカフェ ・都内に出店予定 |
2026年夏ごろ |
| 羽根モノ実機リリース | ・羽根モノを開発し、ホールへリリース ・低価格販売想定 |
2026年秋ごろ |

まずはデジタルの部分から始動していくのですね。

やっぱり若い方々に気軽に触れてもらえるのはなんだろうなってなった時にやっぱりまずデジタルと考えました。さらにはパチンコのシミュレーターは大体アプリでまずダウンロードして、アカウント登録をしてと非常に手間がかかるので、ちょっと気軽に、というにはハードルが高いと思っていました。そこで今回はその手間を省くためにブラウザで起動するようになっています。もちろん、無料で遊んでいただけます。
※通信料等は発生します。

気軽に触れてもらうという部分を重要視しているんですね。

もちろん、その後もより継続して楽しんでもらえるようなものを考えています。例えばSNSのキャンペーンで今回はXを使ってのリポストキャンペーンであったり、謎説きのような要素でシミュレーターを使ってみんなで協力しながら調査していく、というような企画も準備しております。

謎説きですか!? ちょっと想像がつかないところありますが、謎解きもいま人気ですよね。入り口として面白いですね。

そうです。そういった色んな切り口でパチンコに興味ない人であっても、ちょっとやってみようかと思ってもらえるようなこと大事だと思うので。そうすることでこのプロジェクトもより生きると思って取り組んでいます。

僕もライフワークにしている怪談や株を通じて色んな方々と会うことが多いですが、パチンコ好きな方や興味ある方は色んなところにいますよね。そう考えると、きっかけは大切ですね。

それでやってみたけどつまらなかったは仕方ないですが、ふと思った時にすぐにアクセスして、やってみようとかこんな感じなのかって体験してもらうのが一番目先のゴールかなと思っているので。

10月30日(木)には実機シミュレーターがリリースされるとのことですが、機種は決まっているのですか?

10月30日は『ロボスキーⅠ』と『オールスターⅡ』の2機種に決まっております。その後も順次新たな機種を追加していく予定です。全部で何機種になるのかはまだ未定なのですが、複数機種追加予定となっています。基本的には羽根モノ機種になっていくと思います。

最初のリリースがこの2機種というのは何かこだわりがあったのでしょうか?

これはですね。完全に僕の趣味なのですが、去年にゲームセンタータンポポさんで打たせてもらった時に「なんて天才的な台なんだろう」と感銘を受けまして。あの時代にこんなのを作っていたんだと思ったら感動が止まらなくて。あ! よかったら実機シミュレーターゲームやってみますか?

え!? いいんですか??
超リアル実機シミュレーター体験

▲非常にクオリティの高い実機シミュレーターゲーム

これが『オールスターⅡ』のシミュレーターですか。このタブレットで遊ぶのですね!?

タブレットのほうが画面が大きいので遊びやすいですが、もちろんスマホでもPCでも楽しめます。 KUGITAMAプロジェクト特設サイトは約9割がスマホからの接続となっているので、若い方々に触れてもらうにはスマホからが一番かと考えてます。

いや、めちゃくちゃリアルですね! 画素が多いというか。これバスケットゴールなんですね。可愛いデザイン! これは音源などは再現した感じですか?

それがまた音源は全く残ってなかったので実機から音を録音して、それを聴 きながら新たに音源を作ってですね。それでいうと、この台の盤面も筐体を撮影して、そこからまたデザイン加工してという形でやってます。

すでに物凄い熱意を感じます!

画面内のハンドルを触って動かすと玉が打ち出されます。まずはチュートリアルからやってみますか。

はい! 打ち出しみると玉の動きも細かくて滑らかですね! これなら玉の動きも楽しめますね。あ! 役物内に玉が入るとアップになるんですね!

▲役物に玉が入るとアップになったり、スローになったり!

はい。この辺はかなり気合を入れて作らせてもらったんですけど、何が一番面白いのかを考えて時に玉の動きをしっかり見れるのが大事だなと思いまして。アップで見れるようになってます。

たしかに役物内の玉の動きはしっかり見たいですもんね。これは実機を超えてるかもしれないですね。

さらになんですが、V入賞時はその玉の動きをリプレイで見れるんです。

▲V入賞時はリプレイ機能で玉の動きをしっかり確認できる!

いや!これはすごい!面白い!これはめちゃくちゃ嬉しい!

それにメニューから履歴でリプレイ再生でコマ送りで見ることもできます。ゆっくり確認したいよねって時に。

これは実機ではできないやつですね。見たいんですよね。当たった過程を! 玉のストーリーを!

玉の動きを楽しんで欲しいからこそのこだわりが他にもあって、こういったシミュレーターゲームでは、最初からいくつかのルートで決まったパターンの玉の動きを作って、それをランダムに選択するように実装するというのもあるんですよ。今回の実機シミュレーターゲームではそれは無しにして実際の玉の動きに近づけるために、物理演算でリアルな動きをその場で探って動いているんです。

え!?これパターン決まってるわけじゃないんですか!?

全く同じパターンの動きはないといっても良いくらいですね。変なところにこだわりを入れています。

これは感動ですよ。パターンってわかってきたらつまらないじゃないですか。

だからこそリプレイを入れたいなというのもあって、あとは実際に実機だと『オールスターⅡ』の役物って角度によっては玉がVに入るのが見えにくいんですよ。実機だとVの位置がもう少し下にあるので見えにくいんですが、Vに入るところが大事なのでシミュレーターではちょっと上げているんです。

実機に比べて楽しめるようにさらにバージョンアップさせているんですね。

この羽根で拾った時だけは役物が拡大して、玉の動きをスローにしているんですよ。

なるほど、よく見えるように。これはこだわりが詰まってますね!

もちろんそれらの機能を解除して通常のスピードで見ることもできます。

驚きがいっぱいですよ。

正直、今のパチンコシミュレーターアプリってほどんどが液晶の映像を見て楽しんでもらう物が多いのですが、今回は『KUGITAMA』なんだということでどれだけ釘と玉の動きが面白いのか、その本質に立ち返るために小さなこだわりもできる限りのことはやってみようと。ワンバウンドで入るところなんか本当によく作ったなと思います!

これはやっぱり次世代にも残ってほしいですね。

そしてですね。今回の出玉や遊技結果をレシートとして画面に表示しているのですが、その状況に応じたコメントがでるようになっていて、さらにその中にもいくつか暗号みたいなものが仕込まれているものもあり、それが謎解きのキャンペーンにも繋がってきます。

おお!これは本気を感じますよ。お金もかかってそうですね(笑)
|
実機シミュレーターは10月30日よりこちらの『KUGITAMA』サイトより遊べます。 QUOカードPayが当たるキャンペーンも企画されているので是非みんなも遊んでGETしちゃいましょう! SANKYOさんのXをフォローした上で遊技画面をリポストやシェアすると参加できますよ!謎解きもあるので楽しみましょう! 1回目:2025年10月30日(木)~ 2025年11月 5日(水) 2回目:2025年11月27日(木)~ 2025年12月10日(水) 3回目:2025年12月25日(木)~ 2026年 1月 7日(水) ※スケジュールは全て予定になります |
1回転勝負! Vチャレンジに実戦


で、ですね。ちょっとコチラも試してほしいんです。

まだ新たなこだわりがあるんですか?

やはりこうしたシミュレーターは懐かしみなどをもったりする人や、じっくり打つ人が多いと思うので、未経験者の方に向けて一瞬で終わるものも時代に合わせて実装しなければいけないなと思いまして。1回転完結のVチャレンジというものを用意してみました。

Vチャレンジというのはどのようなものなのでしょうか?

こちらはV入賞で大当たりを目指すというのは同じなのですが、ボタンプッシュのタイミングで当たり外れが決まるようになっています。表示されているゲージと動いているバーがあるので、そのバーが中央に来た時を狙って押すといった感じです。

某ゴルフゲームみたいなタイミングゲーになってるってことですね!

そうです。釘と玉の動きを楽しむ一瞬のゲームですね。

なるほど、良いタイミングで押すと役物内部の映像に切り替わって、玉がV入賞するかがわかるという。あ~ダメでした!

こうやって一瞬で決まるようなものを用意しておくのが、今まで興味がなかった層などには良いかなと思いまして。

いいですよね。誰が飯をゴチするのかのじゃんけん替わりに使ったりもできますね。これ無料なんですよね? このクオリティで?

そうです。課金があるからこそやり込む人がいるというのもありますが、目的がユーザー人口を増やしていきましょうということなので、最初にまずちょっとでも触れてもらうという。そして休眠層の方々のも懐かしんでもらえたらと。

といいながら、途中で課金制度入るんじゃないですか?

いえいえ、そこはずっと無料というのをお約束させていただこうと思ってます。

これはぜひ色んな機種をやってみたいと思ったのですが、第一弾である『ロボスキーⅠ』『オールスターⅡ』の後はどのような流れに?

デジタル博物館が2026年4月開設を予定しているので、そこまでに2.3機種はリリースできたらと考えております。そしてデジタル博物館ができた時にさらに2.3機種導入できると良いなと思っています。そして、最終的には遊技機を体験できるカフェの方にもこのシミュレーターゲームと同じ実機を設置しようという話をしています。その時にさらに機種が追加できればと。

相当な機種数が遊べるようになりますね。羽根モノ以外の機種も想定されているのですか?

最終的に6~10機種ぐらいはいけるようにしたいなと我々の方でも尽力しております。機種もいろいろと構想段階ではありますが、またちょっと違った権利モノや普通機なんかもあるかもしれないですね。あくまで玉の動きが面白いというラインナップで考えてます。

しかしこのシミュレーターのクオリティの高さに驚きですね。売ろうと思えば凄く売れそうなレベルのクオリティなので。

やはり、サイト開いてやってみたけどクオリティが低くてガッカリされるのが一番残念なので。

▲2026年春頃登場予定のデジタル博物館

こういったシミュレーター含めて「デジタル博物館」に集約されるという感じですか?

その予定です。SANKYOファンサイトもある程度ミュージアム的な要素はあるのですが、機種の検索や動画の有無、何が遊べるのかなど、さらに綺麗にわかりやすくアップグレードしていくといった感じです。

掲載される機種は羽根モノに関わらずですか?

そうですね。SANKYOの歴代機種を飾っていきます。是非楽しみに待っていてください!
遊技機体験×カフェ!?

▲2026年夏頃登場予定のリアルカフェ

続いてはリアルの部分で遊技機体験型カフェにお聞きしたいですのですが、サイトを拝見させていただいてパチンコ台のインテリアとしての可愛さを感じました。あのテーブル欲しいですもん!

そうですね。まさに先ほどもお話ししたパチンコを打ったことない女性の社員が、インテリアとして置いてもおしゃれなんじゃないかと。あのテーブルいいよね! 一緒にジュースと映える写真とりたいよね!とかも出てくるんじゃないかと。より身近な感じが出せるのではないかと思っています。

レトロデザインとしても優れてますよね!

例えば、役物とか風車の髪留めとかピアスとかあっても良いなと。絶妙な表情の猫の役物とかもあるので、そういうのをグッズ化してもいいですよね。ただあくまでカフェ自体はもっと現代的なイメージで、カフェとしても入りやすい雰囲気にはしたいと思ってます。カフェに来たつもりだったけど、パチンコも実際に見てみたら面白そうだから触ってみよう! といった方がいらっしゃれば非常にうれしいなと。

そうなるとカフェではパチンコの遊び方なんかも教えてもらえるのですか?

そこは大切なところなので遊技方法をお伝えするスタッフをご用意させていただきます。まずは興味を持っていただいて、いきなりパチンコホールは怖いからカフェで教えてもらってというような形になると良いなと。

ちなみにパチンコ台を置くとなると年齢制限はあるのでしょうか?

ゲームセンターという形になる予定なので、条例を遵守した上で18歳未満も入店していただけます。

時間によっては入れないといった感じですね。最初に設置される機種は昔の機種から選定という感じですかね?

最初はレトロな羽根モノ機種を中心で、このプロジェクトの新機種が完成すれば、それも設置していこうと思っています。

あとは僕としてはグッズ展開を希望しています。可愛いは広がりやすいですし。

考えておきます! ほんと羽根モノのデザインは女子ウケはいいんですよね。

▲女子ウケ抜群のテーブル。あるか? グッズ展開!
ホールへの機種導入も!

▲2026年秋頃予定の羽根モノ実機リリース

そしてプロジェクトの最終段階となるのがプロダクト、つまり実機リリースということで、羽根モノを実際のパチンコホールでも遊べるということですよね。どの機種になるというのはもう決まっていますか?

すでに開発はスタートしていますが、まだ発表はできないというところです。

発表の時期などはいかがでしょうか?

それもまだ未定ですね。適合試験の兼ね合いなどもありますし、まだ確定できる段階ではないですね。2026年の秋頃の新台リリースに向けて頑張っているところですね。こういったところは来年少しずつ発表していく予定です。

では、その新台は低価格での販売を意識されているようですが、それはどういったところから遊技人口の増加につながるのでしょうか?

まずはとにかくホールさんに設置していただかなければ、ユーザーの方々が遊ぶことができませんから、安価で展開することで設置台数を増やしたいというのが一番ですね。

羽根モノはホールさんからすると、大きな利益を生むタイプに機種になりにくいのもありますよね。

そうですね。だからこそ低価格で提供して、ホールさんも扱いやすい形にできたらと考えています。

しかしメーカー側からすると羽根モノというのは攻略法などのリスクもあり、その上で安価での提供を目指すとなるとSANKYOさんからすると利益は取りにくいですよね。

このプロジェクト単体で儲けというのは考えておらず、それよりもみんなにパチンコはもっと面白いよ! とハードルを下げていく取り組みと思っていますし、結果的に業界全体が盛り上がってくれるといいなと思っています。あくまで皆さんに楽しんで頂く下地を作っていこうという感じです。

今、まさにバリバリの機種を作っているSANKYOさんがやるというのが凄いですね。

そういった機種も現行ユーザーのニーズに合わせたラインナップとして必要ですし、KUGITAMAプロジェクトに関しては、未経験者やライトユーザーに向けた機種ラインナップやPRを充実化させるということで実施していくものになります。

よっ! リーディングカンパニー!
長期の活動としていくために!

『KUGITAMA』プロジェクトですが、最終的なゴールという目標はあるのでしょうか?

具体的な数字というのはなかなか難しいですし、遊技人口を増やすというのもハードルは高くなりすぎてしまうので、一旦は遊技人口減少に歯止めをかけるところまでいけたらなという思いではあります。

なかなか数字を計測するのも難しいでしょうしね。そうなると会社としてはいつまでやるかという判断も難しいですよね?

そういった部分では会社としてはできるだけ長くやっていきたいですし、短期では結果が出ないとの考えです。それゆえのグループ会社立ち上げ、という意味合いもあります。

わかりました。今後はこのプロジェクトで記者発表会なども行うのですか?

カフェ開店時にお披露目会をやれたらとは思っています。

その時にはまた是非お伺いできたら嬉しいです。今後色んなジャンルの方とカフェを使ったイベントもできそうですし、プロジェクトの広がりや盛り上がりを応援しております。
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- ハニートラップ梅木
- 代表作:ホル調~パチ7ホール調査隊~
ハニートラップというコンビの芸人でもあるが、ゾロ目の日の仕事はだいたい休む。
主にパチンコで生活する男。
出しちゃうボーイズという芸人パチンコ軍団を作り、パチンコネタをやったり、ノリ打ちしたり、、、
年間だいたい+100万発。



