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足りなかったのは、予算か、愛か
足りなかったのは、予算か、愛か
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栄冠の帝王わたぼうさん
大学生→無職にジョブチェンジしたなにわパチンカス。パチンカスで物書き志望。 楽しく勝つがモットー! と言いつつも、期待値のためならなんでも打つヨ! 2014年年間収支:-216.8k 2015年年間収支:+1529.84k 2016年年間収支:+1383.23k 2017年年間収支:+2064.58k 2018年年間収支:+1167.53k 2019年年間収支:+1612.50k - 投稿日:2017/12/20 23:37
どうもどうも! 一応パチ生活者であり、一部で萌え台マスターとか言われてるわたぼうでございます!
別に萌え台しか打たないわけではありませぬ! しかしかわいい女の子が出てるか出てないかで言ったら出ている方が良いに決まっているであります!!
めんどくせえなこの口調…。いいや戻そう。
というわけで今年もそれなりの数の機種を打ってまいりました。もちろんタイミングやマイホの導入の関係、あるいは狙い目等々のアレで打てなかった機種も多々ありましたが、幸運にも出会うことのできた機種たちの中からわたぼうのお眼鏡にかなった機種をご紹介いたしましょう!
▼3位:「忍魂〜暁ノ章〜」(大都技研)
点数:1P
はい、6ツモって人生初万枚(12000枚超出ました)出したからです、現金だね!!
一応、技術介入要素をちゃんとやれば設定1でも機械割が100%を超えるというA+ART機ですが…。
動画で松本バッチ氏も言っておられてましたが、もんのすごいアップダウンの波を経た結果100%に収束するというタイプの台で、波は荒いですよねぇ。
で、この台は通常時がちょっと玄人向き過ぎますよね…。ART中以外は基本役に立たなくてめちゃくちゃ来るチェリーAと、甘デジくらいの確率で来て巻物くらいの確率でボーナス持ってくるチェリーBとがあって、判別がまあまあめんどくさかったり、ART当てるにはチャンス目待ちなのにチャンス目が前作に比べて重くなったのにボーナスは当たりやすくなったので純粋にART抽選を受ける機会が少なかったり…。
何よりこの台が流行らなかったのは、
・ボーナスからのARTのつながらなさ
・設定1の低確チャンス目時のART期待度7%という畜生加減
・ART期待枚数が高いけれど純増1.1枚なので運が悪けりゃ50枚出て終わり
・つーかそもそもARTが設定1で1/714という激重さ
という、下で一切勝てる気がしないやつなんですよねぇ…。これは絶対に天井はART間にすべきだったよ…。
A+ARTのメインはあくまでARTというのはぼくはずっと口酸っぱく言ってますからね。低設定でARTが遠すぎる台はそれだけで減点ですから、そういう意味ではこの台はマイナスですね。
ただ、通常時の前兆中の演出と、ART入ってからはマージで面白いんですよね…。
ARTが特化ゾーンを廃止した分、前作よりもシンプルになって直乗せとセットストックのみで、ボーナス中の上乗せも強力なので、最近の台で言えば星矢に匹敵するART性能があります。赤月状態とか脳汁すごいですからね。その分通常時がね…。
ボーナス中の目押しもリールがちょっと見にくいですが、難易度はそれなりで、なおかつ上乗せに密接に関わってくるので気合も入りますし、面白さの振り分けをひたすらにボーナス中とART中に振り切った台でしたね…。
▼2位:「パチスロ輪るピングドラム」(北電子)
点数:1P
ピングドラムは絵がキレイ(キャラデザの星野リリィ先生大好きです! おとめ妖怪ざくろも好きです!)なんですが、それだけではなく北電子製のART機は意外と侮れないぞと伝えたくて…。
スペック的には主に78枚獲得のREG「ピングドラムチャンス」と純増1.7枚のART「生存戦略」で出玉を増やしていくA+ART機ですが、このARTがヒジョーに面白いんですよね…。
まずは、ART突入時にリンゴ獲得抽選をする特化ゾーン「デスティニータイム」からスタートしますが、この特化ゾーンはリプレイ7G連続成立まで継続するので毎ゲーム叩きどころとなります。
デスティニータイム終了後はメインART生存戦略に入りますが、こちらは1セット30G間でレア役、ベルでリンゴ獲得を抽選。
こちらも終わりますと、獲得したリンゴを使った引き戻しゾーン「リンゴチャレンジ」に突入して、引き戻し成功でふたたび生存戦略に戻りますが、この機種の特徴的なのは、
・ボーナスが特化ゾーン!
・ART中のボーナス後はふたたびデスティニータイムに!
この2点!
スペック的にはいわゆるバジ絆っぽく、獲得枚数の少ないREGをメインとしているんですが、このREGの確率が1/180~1/158.3と重めなんですよね。
その分でART中のボーナスはリンゴ獲得特化ゾーンとなり、さらにボーナス後はふたたびデスティニータイムに突入するので二度おいしい!
さらには、プレミアのBIGボーナス(1/16384)後とリンゴチャレンジ中のリンゴ揃いの1/256で突入する無限ARTも搭載しており、ART中の叩きどころはガチンコで毎ゲーム!
REG中もがんばればこれくらいリンゴが獲得できるので熱いんですよね…。
この台の問題点は、小役がちょっと重め+レア役とボーナス重複のバランス&CZ抽選のバランスの悪さと、ゲーム数天井がないことですね…。REGのARTスルー回数天井はありますが、ボーナスも重いのでけっこうハマるんですよね。
ART突入契機としてCZを設けたことにより、ボーナスの存在価値が下がってしまったのは賛否ありますね。
演出は良くてARTも面白いだけに、忍魂3と同じく低設定の通常時が辛すぎました…。
そして栄えある第1位は…!!
▼1位:「防空少女ラブキューレ」(KPE)
点数:5P
こんなん考えるまでもないですよね!!
2017年ナンバーワンパチスロはラブキューレに決まりですよ!!
KPEホントよくやった! ぼくは賛辞を惜しまないよ!!
ま、今さら説明するまでもないでしょうが一応説明しておきましょうか!!!
防空少女ラブキューレはKPEオリジナルコンテンツのA+ART機。システムとしてはかなりシンプルになっており、ART突入ルートはボーナス(200枚のBIGと50枚獲得のREG)かCZか天井(ART間777G)の3種類となっておりますが、本機の特徴は軽いボーナスと通常時のCZ抽選システム!
ボーナス合算は設定1でも1/199.2で、なおかつBIG偏重型! BIG確率が1/283.7、REG確率が1/668.7と、獲得枚数、ART突入率ともに優れているBIGが引きやすくなっております。
加えて、赤7揃いのBIG EXは出現率は低めながら、消化中の7揃い確率が通常BIGの10倍以上(通常BIG1/120→EX1/10)となるので、ART当選は元より複数ストックにも期待できるので熱い!
そして何より、この機種には「ボーナス重複したレア役でもCZを同時抽選する」という特徴があります!
A+ARTを打っていると、内部状態が高くてレア役でのCZ当選率がアップしているときに限ってボーナス重複したりして、なんだか損した気分になりますが、本機は同時に抽選しています!
CZのメイン契機となるのがチャンス目ですが、チャンス目の出現率が設定差なしで1/130で、重複確率も31%固定。CZ抽選には設定差がありますが20~33.3%で抽選しているので、ボーナスをGETしたうえでCZももらえるというパターンが往々にしてあります!
チャンス目、強チェリーはボーナス、CZともに期待が持てるわけですが、弱チェ、スイカもボーナス重複とCZ抽選ともにしているので、常に期待感が持てるのがこの台の良いところ!
そのCZ「空戦バトル」は10G+α間の自力タイプでART期待度はおよそ30%ですが、消化中は全役で攻撃抽選(ベル以上は攻撃確定)を行い、敵の体力ゲージを削りきれば勝利。あるいはボーナス成立はもちろん、倒し切れなくても削ったゲージを参照してジャッジゲームで勝利抽選もしてくれているようです!
また、一定の割合で突入時にARTが確定している確定CZの割合も一定数あり、また敵キャラの種類も期待度が異なる4人がいて最弱のマイアならベル1発で倒せることもありますネ。
また、ボーナス中の演出は、カットインが発生するオーソドックスなチャンス告知、金シャッター発生で7揃い確定の完全告知、そして後告知のデート告知の3種類から選ぶことができますが…。
ぼくはデート告知一択!!(BIG EXのときだけ7揃いとフェイクのバランスが面白いのでチャンス告知や完全告知もありですが)
デート告知ではヒロインキャラ4人の中から1人を選んで、このようにまるでギャルゲーのような選択肢を選んで遊園地デートを楽しみながら、ヒロインの好感度を上げていくことにより、設定示唆の画面が出やすくなります。なので設定狙いのときはこれ一択ですね。しようがなくね、あくまでしようがなく。
また、内部7揃いに期待できるチャンスアップ演出などもあって、割と奥深くなっております。もちろんフルボイスだぞ!!
最終的には、好感度が一定ラインを超えるとナイトパレードに移行→そこで告白されれば7揃い確定します。
たまらん!!
また、好感度をあまり上げれなかった場合もご安心を。デートはお昼で終了となりますが、BIGラスト2Gで画面が暗転すると、ヒロインから夜に電話がかかってきて呼び出されます。そして告白されます。7揃い確定!
ラスト2Gでバンッと暗転するのでこれも面白いですね~。
さて、ARTに入ると、まずは特化ゾーンで初期ゲーム数とチャージ個数を抽選します(BIG中7揃いの場合はすでに決定済みなので特化ゾーンなし)。その後に突入するART「絶対空域」は純増1.0枚の低純増ARTですが、本機の魅力はこちら!!
1.セットストックが激ウマ!
本機のART中はゲーム数の直乗せはありませんので、消化中はレア役でボーナス重複とセットストックを抽選しています。基本的には強チェ(25%)とチャンス目(31%)でボーナスに期待ですが、実践上はスイカが最もセットストックに期待できます。
セットストックはこのレア役かボーナス中の7揃いで抽選していますが、本機のセットストックは一味違う!
後述しますが、この台の継続システムはいわゆる玉遊びの亜種で、貯めたチャージの数だけ継続バトルに挑めるわけですが、それに勝利して継続した場合は必ずゲーム数とチャージがもらえます。
ゲーム数は最低20G、チャージは最低3個が保障ですが、セットストックを消費して継続した場合はチャージは消費しないので貯まっていく一方!
なのでストックを消費している間にチャージが増えるのでロング継続に期待ができます!
2.自力感の強い継続バトルとかわいい特化ゾーン!
継続バトルのシステムはCZと同じで、勝利時は最低25%で特化ゾーンに突入しますが、末尾3、7、0戦目のバトル勝利時は特化ゾーン確定。さらには敵キャラがマイアなら勝利=特化ゾーン確定です。
特化ゾーンは1G完結で、弱い方が「にゃんにゃんぱにっしゅ」。30~200Gと、3個以上のチャージ上乗せとなります。
強い方が「なでなでラブキューレ」で、50~520Gと3個以上のチャージ上乗せとなり、なおかつ設定示唆パターンが出る場合もあり。
ここの上乗せのシステムがどうなってるのかよくわからないんですよね…。おそらくは当該ゲームのレバーオンで内部的なループ率を参照してゲーム数とチャージの数をそれぞれ抽選しているんでしょうけれど。ここは解析出てないんですよね…。
ぼくまだどっちでも100G超えたことないんですけどね…。
3.無限ARTでハメまくれ!
さらに、KPEのスカイガールズなどでおなじみの次回ボーナスまでの無限ARTを本機も搭載! 突入契機はBAR揃い(1/4096)かロングフリーズで、純増が1.0枚なので出玉はあまり見込めませんが、チャージを貯めることができ、なおかつ天井がボーナス間777Gなのでそこまでハメることができれば確定CZもストックできます!
ぼくは1回ART中に天井までハメてチャージ個数100個overをやったことがありますので夢はあります!
割と一撃の夢もなくはない…。
以上、色々と言ってきましたが、本機の最大の魅力は演出の豊富さだと声高に叫びたいわけです。
通常時、ART中ともに連続演出ごとにボーナス確定画面が用意されていて、それ以外にも様々な告知があります。
連続演出に飛ばないパターンや、
面白系の確定画面など(有給休暇をゲットしろという高期待度連続演出:体感期待度75%)もあったりで、たまに揃えずに見てしまうことも。
また、ボーナス終了画面では設定示唆と次回CZキャラ示唆を行っているので見逃さないように!
ホッパーエラーにもちゃんと遊び心アリ…。
で、最後にタイトルのお話をば。
本機は開発者インタビューを読んだところ、マイスロやユニメモと同じような携帯連動、遊戯記録サービスのe-slotを搭載していないんですよね。その理由はズバリ、予算不足!!
世知辛いなぁ…。
同じメーカーのマジハロ5やG1優駿倶楽部は搭載しているので、リリース時期の問題等もあったんでしょうが扱いの弱かった本機には搭載できなかったのは悲しいところ…。
しかし、本機の演出の作り込みや、アニメの出来はかなりのものがあると思っています。現にぼくはそこでハマりました。
そうでなくとも、KPEは上記2機種もかなり作りこんでいる印象があり、メーカーHPで開発チームの質疑応答なんかも公開しているので、現時点で愛のあるメーカーナンバーワンだと思っております。
版権機でももちろんですが、こういうオリジナルコンテンツのヒット機種をどんどん出してほしい! そのために必要なものは愛(それと予算)! 愛ですよ!
ということで、ラブキューレは新基準機で数少ない趣味打ちをしてもいい(実際何度もしている)と思える機種でした。来年には実機第1号としてお迎えしたいと思っております。
以上がぼくのベスト3ですが、他に面白いと思った機種はモンハン狂竜(解析を見ながら打つと面白い)、獣王覚醒(特化ゾーンに入りやすくなり、その特化ゾーンがやれる)、閃乱カグラ(バランスが良い)、バイオリベレーションズ(解析をry)、剛衛門(ARTがピカイチ、低設定の通常時が辛すぎる…)なんかも面白く打てましたね。
引き続き、パチンコMVPの執筆に取り掛かりたいと思います。
その後はみなさんお待ちかね(?)クソ台オブザイヤーに…。
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栄冠の帝王わたぼうさんの
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このコラムへのコメント(11 件)
期待感さえあればやれるのに、それができる店が少なすぎるわな。
打たなくても見てるのにな
ラブキューレはビジュアルを一目見て「これだ!!」と思って珍しく何度も趣味打ちした機種ですからね…。
各メーカーから苦情が来るくらいがんばろうと思います笑
パチ7が記事費用をくれないかと半ば本気で思う所存ですねぇ。
クソ台はいつの間にかすごい文量になってしまうのでめちゃくちゃ時間かかるんですよね…。楽しいから嬉々として書きますけども!
(実は萌え台そんなに触れてないという…。アニメ版権台でも触ってないの多いですしね…)
忍もピングドラムも基本ベタピンで辛く、設置も減ってるのでほとんど触れてませんが、ラブキューレだけは負け上等で何度か趣味打ちしてますね…。
こういう機種にもどんどん設定使ってもらいたいですわ…。そしたらもっと面白いと思う人が増えるはずなのに!
なぜこんなにもクソ台マイスターみたいになってるんでしょうね…(自業自得)。楽しみにしていただけてるなら期待に応えねば!!
ありがとうございます! 引き続き精進いたします!
忍魂打ったホールはバラエティにも設定入れてくれる面白いホールなんですよね…。ラブキューレの6もそこで打ちました…。
さて、本命、待っております(笑)
構成とか機種説明とか。
そして毎年のクソ台はもう年末の恒例行事にしないとダメですよ。
誰だよこんなきっちりとした文章書いてる人を萌え台マスターとか言うの。
俺か(´・ω・`)
今年度の機種全然打ってないからただただ聞き入るだけです。
ありがとうございました。
今のところ、書き出しはダントツでナンバーワンですね。