琉球の鼓動を感じて

ふとした時に匂いがキッカケで何かを思い出すことがあります。

医学的にはプルースト効果と呼ばれており、香りによって特定の情景や感情が呼び起こされると言った現象だそうです。

私の場合ココナッツの香りを嗅ぐと、あるスロットを思い出します。


数年前に発売された沖スロ、RYUKYU Beat-30です。

この台、導入台数がわずか1000台と言うこともありあまり期待されていなかった機種なのですが、蓋を開けてみると非常に完成度が高い台でした。

ウリである音楽もそうですし、レア役(スイカ)を引いた後の適度なドキドキ感、ボーナスゲーム中の自力1G連(通常時と同確率で抽選してます)による噛み合った時の出球感。


すべてのバランスが良く、何故もっと大々的に発売しなかったのかが謎な良台でした。

※こんな台です。現役稼働は全国で僅かに6店舗

この台が幸運にも職場近くのパチ屋に複数台導入されていたため、仕事終わりに良く打っていたのですが１つだけ不思議なことがありました。


毎回打ち始めて暫くするとココナッツのような甘い香りが漂ってくるのです。


打ち始めた当時は、匂いまで琉球再現すげぇ！と思っていたのですが、何処を見てもそんな仕様は書いてありません。


更にRYUKYU Beat-30を打った人の感想でもそんな話は出て来なかったのです。


結局あれは何だったのか？


消臭剤がタイミング良く匂って来ていただけなのか？

ホールが何かしらギミックを設置していたのか？

陶酔感により自分の感覚が琉球まで飛んでいってしまったのか？



未だに答えが分からないちょっと不思議な思い出話でした。

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