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Aプロの面白さを私はこうやって伝える
Aプロの面白さを私はこうやって伝える
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sin sparkさん
面白いものを作る人になりたい。 ちょっとプログラミングができるアクロスおじさんです。 - 投稿日:2024/05/26 15:05
ご無沙汰しております。sin sparkです。
この記事は「第三回パチ7自由帳コンテスト」寄稿作品となります。
テーマ『パチンコ・パチスロ、こうすりゃいいんじゃない?』に対し、
私なりの視点から記事を書いてみようと思います。
※このコラムは前作「Aプロの面白さをいかに打たない人に伝えるか」
の続きです。読んで頂くとより話の流れが理解できるはずです。
https://pachiseven.jp/columns/column_detail/21224#contents
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前回のコラムにて、Aプロを打たない(打てない)人、スロットを全く
打ったことがない人に対する面白さをアプローチを提案しました。
改めて内容を提示すると、以下のような形です。
1. 紹介したい台に対し「この台はなにが面白いか」を明確に伝える
2. この台はどうなれば当たりなのかを伝える
リーチ目と演出があるが、演出は「大チャンス」のパターンだけ伝える
3. 「リーチ目とは何か」を改めて説明する機会をつくる
4. 「目押しのコツ」を教え、狙いどころとして "1パターン" のみ教える
5. 連れ打ちできる人がいるなら、ホールで面白さを体感してもらう。
できる人がいないなら、まずはアプリで面白さを体感してもらう。
前回のコラムでは、提案したはいいものの具体性がありませんでした。
そしてわざわざA-Rabbitを取り上げて書くほどのものではなかったのでは、
とコラムを投稿してから気づきました。
執筆期間の心配をしたもののアイデアを形にするのにそこまで時間がかからず
皆様にご紹介できるものができたため、「私ならこうする」という形で
コンテンツを使って具体的なアプローチを皆様にご紹介できればと思います。
なお開発を並行して進めているため、Aプロへのアプローチを説明するものの
同じくらいの面白さを作り込んだ(はず)のA-Rabbitを題材にアプローチを
紹介したいと思います。本質は同じですので、ご了承の上ご覧ください。
さてアプローチですが、A-Rabbitでは初めて遊んでくれる皆様に対し
2つの方法で遊び方・楽しみ方を紹介しようと考えています。
・ゲーム上のメニューにてTUTORIALを作って画像で解説する
・初めての皆様に向けた遊び方の動画を制作する
このうち後者はこのあと説明するTUTORIALの内容をもとに作りますので、
今回はゲーム上のメニューに掲載するTUTORIALの内容をご紹介します。
掲載する画像の準備がありますので、実物を見ながら解説していきましょう。
※コラム投稿時に画像に縮小がかかるため、一部画像内の文字が
読みにくくなっています。適宜文章にて補完させていただきます。
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【p1.基本情報】
ゲームの操作方法や、(見た目上の)配当表を掲載しています。
ポイントは「スロットの遊び方」で、本当にスロットを初めて遊ぶ方の
ために3つの手順を示しています。いつでもボーナスを揃えられるという
誤解を避けるため、言葉は直接出していないものの最初から
「すべり」の概念も紹介しています。
また「(*1)狙わないと取りこぼす可能性あり」と小役を取りこぼす
可能性に触れており、これも初心者に向けた注記です。
ただし最初から「小役を狙ってね」と指示はしない方針としており、
初心者が取りこぼしで損をすることを最初は気づきにくくしてあります。
【p2.A-Rabbitの楽しみ方】
このページでは、先述した項目のうち以下の2つを説明します。
1. この台はなにが面白いか
2. この台はどうなれば当たりなのか
Aプロの特徴とも一致しますが、A-Rabbitは出目・演出の絡みで
自分の力でボーナスを察知していくことが一番の楽しみ方です。
またボーナス告知も、初心者にとっては非常に有効な機能なので
上記2つとレベルを並べて楽しみ方に記載しています。
これは告知も1つの楽しみ方にすることで、初心者が出目・演出から
ボーナスをうまく察知できない期間の不安を払拭する目的があります。
【p3.出目からボーナスを見つける方法】
このページでは、先述した項目のうち以下を説明します。
3. リーチ目とは何か
左右の出目は初心者からすると変わりがないように見えます。
最初はそれでよくて、何の変哲もない出目がボーナスを示唆することを
分かってもらうだけでこのページは十分です。
【p4.素早くリーチ目を見抜くために…】
このページでは、先述した項目のうち以下を説明します。
4. 「目押しのコツ」を教え、狙いどころとして "1パターン" のみ教える
先述したリーチ目を察知するために、A-Rabbitは最初に
赤7を全リールに狙うことを提案します。新ハナビでいう暖簾狙いと
同じで、まずは1箇所だけ狙う場所を推奨する方針です。
ここで「目押し」という課題が生まれます。この課題に対し、
次のページと併せて初心者でも目押しが上達する方法や
目押しに対するサポートを説明していきます。
このページでは目押しをするのに「赤7の左側を見るといい」ことを
アドバイスします。A-Rabbitのボーナス図柄は左側がよりはっきり
見えるため、あえて両側ではなく左側を選択しました。
そして全リールに赤7を狙った時の、典型的なリーチ目を3つだけ
掲載しています。覚える数が多いと混乱させてしまうため、
まずは3つだけの紹介にとどめます。この3つを見抜くことが
できるようになるだけで、初心者は目押し・リーチ目の観点から
立派なプロフェッショナルに成長したといえるでしょう。
【p5.目押しが難しいときはアシストを活用しよう!!】
そうはいっても、初心者が自力で目押しを行うことは非常に困難です。
このためA-Rabbitは、目押しをサポートするための機能を導入します。
導入する機能は2つ、「赤い四角」と「補助音」です。
どちらも目押しに必要な「0.8秒の呼吸」をアシストする機能となります。
ここで0.8秒とは、リールが1回転するのに必要な時間を指します。
ここでそれぞれの機能には元ネタがあります。
「赤い四角」もといミニリールは、私が小さいときにPS2で遊んでいた
「サバンナパーク」や「北斗の拳」のシミュレータについていた
機能をベースにしています。思えば無意識のうちに
「0.8秒の呼吸」を私は身に着けていたかもしれません。
「補助音」は、実はAプロのご先祖様から引っ張ってきました。
お気づきでしょうか。その台とは「ゲッターマウス7R」です。
この台はミニリールでBBを揃えた後、大きいリールで7/ネズミを
揃えるのですが、目押しのアシストとしてタイミングよく
ネズミが鳴く機能があります。今は亡きグリーンピースさんが
取り上げていたことがあったので、参考にリンクを貼っておきます。
https://youtu.be/8jn3f6wpOBc?si=7NiK9M8ZLUrNgw7B&t=8425
なおこのゲームは収益性を持たないので、少しだけ意地悪をします。
目押しのサポート機能を実装しますが、自動目押しは今回実装しません。
目押しをサボるとAプロの面白さが半減してしまうと考えるためです。
【p6.演出からボーナス成立を見つける方法】
さて、A-Rabbitには予告音・消灯・フラッシュが搭載されています。
演出の紹介ページとしてすべてを紹介してもいいのですが、
ここでは演出のエッセンスとなるリールフラッシュに
焦点を絞って対応役を示しています。
インパクトがある演出のため消灯法則よりも覚えやすいことを想定し、
掲載する演出の絞り込みを行いました。
リーチ目と同じように、全てを最初から詰め込まない配慮をしています。
【p7.ボーナス成立に気が付いたら…】
ここではボーナスの入賞と技術介入について触れています。
ボーナス入賞のカギとして先述したコツとアシストを使うこと、
またシンボルを順に狙うことや告知を参考にすることを書いています。
別に告知を出すことが恥ずかしいことではありません。
ましてこれはゲームなので配信を行わない限り他人は誰も見ていません。
様々な機能を駆使して、ボーナスを揃えたときの達成感を
是非皆様にも味わっていただきたいです。
なお前回のコラムで1BETを後から教えるとしておりましたが、
ナチュラルに文章に組み込めたためここで紹介しております。
1BETにより損失を減らせることは、初心者にとって心強い要素と
なるため、ここは方針を変更し先に説明することとしました。
紙面右側では、ボーナス中の技術介入方法に触れています。
枠下蒼7さんから頂いたコメントを見て、確かに私も
技術介入の面白さに触れてほしいという意見を持ちました。
ただし難易度が跳ね上がるため、ここでは手順の説明にとどめています。
工夫点を挙げるとすれば、ボーナスの獲得枚数を技術介入なしの
値で書いていることです。最大枚数を出さないことで、少しでも
技術介入で「得をした」感覚を持ってほしく、工夫を行っています。
また英語版にはビタ押し(Perfect stop)が何なのかの説明を入れました。
説明内容は「余裕なくシンボルを狙うこと」としてあります。
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今回はAプロと自作スロットを活用することで、Aプロの楽しさを
いかに伝えるか考えてきました。
振り返ってみるとAプロを楽しむための基本を教えてくれるコンテンツは
そう多くないと思います。またmareさんから頂いたコメントの通り、
Aプロの本当の楽しさである通常時は映えず、カットされてしまいがちです。
しかし荒いものや派手なものだけがスロットの面白さではないと考えます。
これは平家物語のように「アンチテーゼ」と取れるかもしれませんが、
じっくりスロットと向き合って、その本質が楽しいと思ってくれる人が
このゲームを通して少しでも増えてくれれば私は嬉しいです。
今回共有した画像だけでは、伝えられることは限られます。
このコンテンツを動画化して、少しでも多くの人に分かってもらえるよう
引き続き活動していきたいと思います。
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このコラムはここまでとなります。
2本にわたる長文にお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
また次のコラムでお会いしましょう。
8
sin sparkさんの
共有する
このコラムへのコメント(2 件)
ありがとうございます><
成功体験をそのままAプロまで持っていっていただけると、初めて打つ人でもきっと楽しくなれるはずなのです!!
そうなれるきっかけを作っていきますbb
スマホのゲームでは最初にちょっと手間なチュートリアルが大抵付いており、いらんな…と思うことも多いのですが、これはスマホゲーに慣れた側からの意見であり、初めて触ってみる人には必要なものでしょう(うまく操作できた!という小さな成功体験の獲得にも繋がる)
現在ある実機アプリの多くは経験者向けで、全くの初心者が触るにはスロットの楽しさを伝える役割が果たせなそうです
チュートリアルがあることは初心者がスロットの楽しさに触れるきっかけになると思います、赤7の出っ張りやリールが一周する時間等の知識があれば、図柄が狙える楽しさを得るきっかけになりますね!
リリース楽しみにしてます!