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バレない打ち子の使い方〜前編〜
バレない打ち子の使い方〜前編〜

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枠下蒼7さん
オリンピア、ネット、エレクトロコインジャパンで営業担当。遊技機販売業者では裏モノの製造、販売も経験。ホールスタッフ、パチス◯マニアックスでのブロガーなど多方面から業界に関わってきました。 Twitter:@wakushita_shion ヤンデレ好き - 投稿日:2025/08/14 20:33
最近、界隈を賑わせているのが某ホールでの設定漏洩疑惑。
軍団や徘徊、ハイエナ行為などに厳しいホールだけに、余計に注目を集めています。さらに「軍団行為の全てを禁止するわけてはない」といった発言もあり、なおさら怪しまれることに。
つまり自分が招き入れた軍団は認めるが、その他は排除する。美味しい部分は自分たちのためだけに。そしてエリア内で最高クラスの出玉だと吹聴する。
果たしてホールが宣伝のために雇ったサクラなのか、店長が小遣い稼ぎで雇った打ち子なのか。もちろん当事者ではないし、見ただけの情報しかないので真相は不明。
もし、事実なら立派な犯罪行為になります。少し前に北海道と長野県では不正競争防止法違反の疑いで逮捕者が出ています。どちらも当時の店長や従業員による情報漏洩です。
自分が素直に感じのは『下手だなぁ』ということ。
まずは「サクラ」と「打ち子」の違いをおさらい。なお、自分流の解釈なので、ご了承ください。
【サクラ】
宣伝のため、経営企業から雇われた宣伝要員。高設定台の情報が知らされており、その台を打って「この店は出ている、出している」ように見せるための仕込み。
昨今はネットで出玉情報を簡単に見ることが出来るので、宣伝効果がある。日当◯◯円や1回転◯円とか支払われる。どれだけ出しても基本的に日当は同じで、ホールとしては戻って来る、交換しないので利益には響かない?
その弊害か、真剣に打つこともないので小役を取りこぼす、目押しが適当なこともある。
依頼主は経営元のオーナーだったり、現場の店長だったり。
【打ち子】
店長や主任クラス、設定変更担当や設定帳を閲覧できる立場の人物が小遣い稼ぎのために行うことがほとんど。稀に閉店作業中に設定変更現場を見たバイトが連れに情報を流すことも。
そのためか、今のパチスロの殆どが設定表示セグがドアの裏面にあったり、払い出しの小さなセグだったりする。
日当は1日◯◯円の定額もあれば、出した枚数の◯割など色々。数人雇えば、1日で数十万のお小遣いにもなる。
出した分は首謀者と打ち子で分けるのでホールには何も戻ってこない。
ほぼホール関係者、それも上の役職ほど漏洩に関わってる可能性があるわけです。そして、もう一つのルートがあります、わかりますか?
【機械を売る側、設置する側】です。
わかりやすく言えばメーカーや販社です。当然、可能性の話なので間違えないように。
今回「下手だなぁ」と感じてしまったのは、危機意識の低さかな。実は反社の販社にいた頃、打ち子を使ってました。可能性、崩れる(笑)
社長が帰ってこなかった、この時の販社です。
https://pachiseven.jp/columns/column_detail/21908#contents
もう20年以上前ですし、販社もホールも倒産してますから、時効ということで。
打ち子を雇うにあたり、まずは使えるホール探しになります。当時はサミー、ロデオ、パイオニアに加えてエマなど怪しいメーカーを扱ってました。当時は「新台の設定は販売した人が決める」のがお約束。つまりメーカーや販社の営業マンが設定を決めていました。
さらにホールによっては、入れ替えから数日間は営業マンに任せてくれたり。
ホールの指示も様々で「初日に6を使え」「初日は抑えめに」「16割目標で」などなど。
中には「ここの設定は◯だけど、残りは自由」「角台だけは設定1」という指示もありました。
こちらとしては自分で決められるよりも、ホールが指示してくれる方が助かりましたね。出てもホールの責任ですから。
また、いつ決行するかも悩ましいところです。一番怪しまれないのは新台初日です。設定6を使っても怒られないのは初日。一方で台取り競争が激しくなります。
今みたいに抽選入場もなく、並び順。しかも開店ダッシュの早いもの勝ち。ですから、確実に取るには前乗りしてでも先頭を確保しないといけません。
当然、見たこともない客が先頭にいてピンポイントツモすれば、今ほどでなくても不自然で目を付けられます。
打ち子を使う時、いくつかのタブーがあります。
例えばホールや常連客に怪しまれること。いかに自然に座らせるかがポイントです。当時は今よりもイベント内容が具体的でした。「北斗の拳、半分6」とか「クレオフで456確定」とか。さらに「毎月◯日は激アツ」とか「SUPER◯◯DAY」とか。
そういう日には6を使っても不自然ではありませんが、競争率は高くなります。
雇ったはいいが、台を取れなかったのでは話になりません。
そこで、自分が決行するパターンとしては以下のケースが多かったです。
①新台入れ替えで客層の温い店
②激アツイベントに紛れ込ませても不自然ではない日
③入れ替えから少し経過して稼働が落ちてきた店
④爆裂しても不思議ではない裏モノ
要するに「木を隠すには森の中」ですね。いかに自然に不自然なことをさせるかです。
特に裏モノを扱っていたので④は助かりますね。マイナーな裏モノでイベント内容が「各機種に⑥投入」だと尚更です。北斗の拳やアラジン、金太郎といった人気機種はすぐに埋まります。マイナーメーカーで裏モノとなれば、怖くて近寄らない人も多いですから。
後編では、どうやって人を雇い、バレないように切り抜けたかを書いてみます。
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このコラムへのコメント(6 件)
サクラには、時々負けさせないといけませんからね。
勝たせてばかりだと結構、見抜かれます。
昨今のサクラや打ち子が裏切るのは管理出来ないと言うか、取り分で揉めるというか。
時給255円でどうでしょうか?
画像は家スロなので(汗)
実はホールで6を教えてもらって、ひぐらし何回か打ちました。
今のようにSNSも無かった頃なので、ブログなどです。
そこで「◯◯の上が打ちたい」とかリクエストすると、表向きはヒントとして答えが。
キン肉マンなら「今日は牛丼の日」とか。
低貸出なので、あくまでも6を打てる機会が得られた程度ではありましたが。
店員さんを呼ばないでください、じゃない、だと?!
設定6なんて存在したんですね。