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わたぼうpresents クソ台ベストナイン ~2017パチスロ編~

★フリーテーマ | コラム

わたぼうpresents クソ台ベストナイン ~2017パチスロ編~

プロフィール画像
栄冠の帝王わたぼうさん
大学生→無職にジョブチェンジしたなにわパチンカス。パチンカスで物書き志望。 楽しく勝つがモットー! と言いつつも、期待値のためならなんでも打つヨ! 2014年年間収支:-216.8k 2015年年間収支:+1529.84k 2016年年間収支:+1383.23k 2017年年間収支:+2064.58k 2018年年間収支:+1167.53k 2019年年間収支:+1612.50k
投稿日:2018/01/24 02:19


1年前の出来事をみなさま覚えておいででしょうか。


ほぼちょうど1年前にも、ぼくはクソ台を紹介させていただくコラムを書かせていただきまして、少々ご好評だったようにご記憶しております。

故に、僭越ではありますが、今年もぼくが実際に打ちまして、「うーん、たまらん! 叩き壊したい!」と思った機種をいくつかご紹介させていただければと思っております。

1年前には7機種をご紹介させていただきましたが、今年はベストナインと称しまして、9機種をランキング形式で発表させていただきます。

その前に昨年も書きました注意事項をコピー&ペーストでここに書き記させていただきます。




先に申し上げておきますと、本企画に関しましてはパチ7編集部はなんら関係ございません。すべてわたぼう独断、責任編集にてお送りさせていただきます。なので応援もクレームもすべてわたぼうまでお願いします。



はい、コピペも済んだところでランキングの方に参りましょう!


そして今年はオマケとして、わたぼうのその機種での通算収支も添付しております。あくまでオマケですよ、オマケ。




{Photo04}





第9位:「パチスロ モンキーターンIII」(山佐)


選出理由:斬新すぎるシステムで全パチスロユーザーが転覆

通算収支:+4k


解説:そう言えば今年だったんだなぁと思ったんですよね。ホント記憶の彼方に消し飛ばしていたんだなと…。



通常時の艇刻システムが毎ゲーム抽選度合いが変わるという斬新なシステム!

すげえ打つ気なくすんですけどねそれ!! 白マスとかで強チェとか引いてもなんだよって話だし!!

CZはまあまあ面白いんだけども! カレンダーのほとんどが白or青マスでどうしろと!!


なのでぼくはこの台天井狙いか赤マス狙いでしか打ったことないです。



ARTに入ると今度はとにかくSGラッシュが遠い…遠すぎる…。結局1回もSGラッシュやってません。

あとあまりにもデフォルト設定の音量が大きすぎて隣で打たれるとツライとてもツライになるので、台間を5メートルくらい空けてほしい機種ナンバーワンでした。山佐はゴッドイーターとリノ以外はホントロクなのがないなぁ…。天下布武3とかは好きだけど。





{Photo05}




第8位:「パチスロ そらのおとしものフォルテ」(DAXEL)


選出理由:DAXEL版GOD(なお出玉は)

通算収支:-10k


解説:DAXELの萌え台シリーズ最後の2機種のうちの1枠。もう1枠の「結城友奈は勇者である」は触ってないので今回は選考対象外とさせていただきましたが、こちらは1回触っただけでお腹いっぱい、無事にDAXELから卒業できました。

通常時がGODの数字よろしく、キャラの立ち絵が液晶リールで回っていてたまにポイントの獲得や獲得特化ゾーン(黄門ちゃまの印籠箱とかを想像していただけるとわかりやすいかと)に行き、CZやボーナスを抽選するというシステムからの、ARTはお約束の1G連システムの台。


個人的にDAXELの台は出玉の百花繚乱、演出のミルキィホームズ、残りは産廃と思っていたので正直期待してなかったんですが、その期待通りのやっつけ台でした。

まずとにかく通常時がつまらない。わちゃわちゃしたGODというイメージで、何も起きない、起きたとしてだからナニ? という期待感の持てなさ。

また、設定1でもボーナス合算1/123は1G連での期待値込みなはずなので、初当たりはその何倍も重たい。

そして主なボーナス契機となるCZソラオトゾーンがまっっっっったく当たらない! 演出は完全にヘルゾーンですが、ダクセルおなじみ当たりそうな演出は全部ガセみたいなバランスなのでとりあえず当たる気がしません。


そしてボーナス1G連ハードルもまた高いです。ダクセルは1G連システムの魅せ方が下手すぎるからもう二度とこのシステムやらない方が良いヨ…。


解析見ながら打つとため息が出るメーカー、それがダクセル!!(解析値が絶望的な数値しかないから)





{Photo06}




第7位:「パチスロサクラ大戦〜熱き血潮に〜」(サミー)


選出理由:良いところは檄帝が聞けるところ!!

通算収支:+0.4k


解説:選出理由以外に良いところがありますか…?



純増2枚の純ARTで、通常時はチャンスリプレイ、チャンス目、チェリー、スイカに対応したメーターのポイントを上げていき、100ptでCZの抽選を受ける仕様。なのでART突入ルートはCZのみですね。

春夏秋冬の季節と各レア役は対応しており、たとえばスイカ=夏に対応していて、そこで引くとポイントの獲得とポイント獲得特化ゾーンの突入率が優遇されます。


ま、実際は優遇というより他が冷遇って感じなんですけどね!?



で、演出はいつものサミー系クソウザい煽り型。わかりやすく言うと左に白、右に黄色のアイテムが出て右がチャンス。リールで押し順ベルが揃ってるのに左の白が選ばれるタイプのやつです。いつになったら学習するんだサミー。

特に今回は新規アニメーションをやる時間も予算も気力もなかったのか、全編3DCG仕様なので映像が見ていて面白くない、素材が少ない。かつ、この台にはフリーズ等の確定役、プレミア役が存在していないので、とにかく通常時がチマチマしてます。ずっとチマチマしてます。

そしてサクラ大戦だからこそっていう演出は何もない。ブラッドプラスとかと同じで、版権の良さを何一つ生かしていない台ですね。



{Photo07}




第6位:「鬼浜爆走紅蓮隊 愛」(ベルコ)


選出理由:古臭さ極まれり

通算収支:+19k


解説:液晶演出から何から、10年前の台かと思うほどの古臭さ、それが鬼浜。



A+ART機で天井がART間。通常時はボーナスかCZからARTを目指す仕様ですが、この機種はとにかくひたすらに通常時の見せ方が悪すぎて、ずっとイライラします。ずっとね?


基本はレア小役からCZに入れるわけですけど、この前兆中が最高につまらなくて、とにかく煽る、煽りまくる。じゃあ煽ればCZ入るのかと言われるとそうでもない。なんせ1/1024の強メット引いても設定1の低確だと22%ですからね。

たかだかCZの前兆のくせにこれが長く、だいたい25~30G引っ張られるイメージがあります。実際のところはちゃんと数えたことがないからわからないけれども。とにかく考えうる限りの形で煽られまくって、強レア役引いても22%。発狂しそうになります。

CZも4種類あって、下の2種類はほぼ絶望。上から2番目ワンチャン、いちばん上だけちゃんと期待できます。とりあえずいちばん下の焼きそばパン届けるだけのCZ考えた人は辞表を出してください。


さらに保険的な立ち位置でレア役やCZ失敗時に貯まるメーターがあり、これがMAXになると50%でCZが確定します。



50%でCZですからね? その場合もCZの種類の振り分けの優遇とかないですから。ふつうに期待度20%の焼きそばパンが出てきたりしますから。ふざけろ。







{Photo08}




第5位:「トロピカルKISS ビターVer.」(ハイライツ・エンタテインメント)


選出理由:古臭さ限界突破


解説:この台は、うーん…。

通算収支:-3.5k


とにかく演出も映像もリール制御もなんか古いんですよね…。古き良きではなく、古くてダサいという方向で…。

原作版権が2009年発売のエロゲで、素材は2012~2014年に作られたOVAから持ってきてるんだと思うんですが、めちゃくちゃ粗いというか、汚いというか…。昨今の進歩したアニメを見ているとどうしても見苦しいというか…。


ぼくが打ったのはマイホにあったビターverというボーナスが重たい方なんですが、設定1で1/300の合算なのでそんなもんだれも打たんという…。1度だけイベント日に6っぽいのが入っていてグラフも右肩上がりになってましたが、2000回転ほどで捨てられてました…。6でも合算1/224ですからね。



スペックとしてはスーパーBIG、BIG、REGがあり、それぞれ70%、60%、60%の確率でRTに突入。RTは50~500と無限の振り分けがあり、純増は0.3枚らしいんですが割と減る印象ですね…。


とにかくこの機種の問題点は素材の古さ、ボーナスの重さ、そしてRTのシステムの問題点。


ボーナス中のBAR揃いでRTのゲーム数が上乗せされたりするわけですが、複数回揃うとRTゲーム数250Gとかになったりもするわけです。それ自体は「おおっ!」と思ったりするわけですけど、しょせんはRTですからね?

そのRT中にボーナス引くと、RT中のボーナスは次もRT突入が確定しますが、50Gからとかになりますから。なので早い段階でボーナス引いて、しかもそれがREGとかだったらもうガッカリもいいとこ。ハナビのRTの早い段階でREG引いたときの比じゃないくらい損した感じがあります。


結局RT中のボーナス連チャンや、RTのゲーム数が場合によっては300とか500になったりする数字上のインパクトを狙ったんでしょうけど、そういうガッカリ感やRTの多さに伴うボーナスの重さから来る中だるみ感を解消することはできず、とにかく盛り上がりに欠ける感じになってました。

とりあえず左リールBAR狙ったらスイカが上段に滑ってきてから右上がりにリプが揃うリール制御はマジでやめろ。いつもキレそうになるんですよねぇ…。






{Photo02}





第4位:「パチスロ マクロスフロンティア3」(SANKYO)


選出理由:演出もシステムも…………


解説:解説する必要もないくらいのクソ!!

通算収支:+0.8k


ボーナスが単独のみのA+ART。通常時はボーナスかCZからARTを目指すタイプですが、設定差なしの1/145で成立するボーナスがとにかくストレス。

60枚獲得固定で、出目は左リールチェリー停止からの右下がりリプレイ揃いなんですが、なぜこのボーナスがストレスかと言うと、役に立つ場面がほとんどないから。



たしか解析が出てないはずですが、体感でのボーナスからのART突入率は5%くらい。

CZ中にボーナス引いてもART当選率は11.3%。

何より天井が近いときにいちいちチェリーが止まるだけでビクッとしなければならない。


ホントに役に立つ瞬間が一切ないボーナスです。


さらに言えばこの台の天井はボーナス&ART&CZ間555GでART当選という謎システム。CZ引くだけでもリセットされるので、ひたすらにARTが遠いです。設定1のARTが1/561というのも納得ですね。


また、ARTもシナリオ管理の継続率によるセット継続タイプなのが致命的。本来はゲーム数上乗せをしつつセットストックを持ってくる(G1優駿倶楽部や戦コレのように)のが理想ながら、この機種にはゲーム数上乗せはなく、消化中レア役によるセットストック(かなり薄い)か、ART中ボーナスでの抽選(かなり薄い)か、特化ゾーン(まず突入がまあまあ薄い)でのストックしかなく、ストックへのハードルが高い。

そのうえセット継続率も最低が10%で1セット目が10%のシナリオが約1/3で選択されるのでお察し。

良いところは通常時のプレミア役ビッグウエンズデーが1/6554と比較的軽めで、セットストック5or10or15が確定するところくらい。

でもぼくはフリーズ経由のビッグウエンズデーでストック5個だったのでゆるさないゾ♪




{Photo03}




第3位:「パチスロ TVアニメーション弱虫ペダル」(オリンピア)

選出理由:キミは一蹴入魂を知っているか!?


解説:えー、まあ…。

通算収支:-6k


この件に関しましては、以前に書きましたぼくの傑作コラム「クソ台オブザイヤー2017確定!? パチスロ弱虫ペダルについて言いたい100のこと」(http://pachiseven.jp/columns/column_detail/9367#contents)をご参照いただければ幸いです…。ちょっとこのあとの2機種についてがかなり長くなってしまうのでここで尺の調整をさせてください…。






{Photo10}



第2位:「パチスロ涼宮ハルヒの憂鬱」(SANKYO)

選出理由:パチスロ涼宮ハルヒの激奏の間違いでは?

通算収支:+25k

解説:まずもって、ハルヒという作品と、先だって登場していたパチンコ版の「フィーバー 涼宮ハルヒの憂鬱」に関してはぼくはすごく好きだということはお伝えしておきたいと思います。



そこからのこのクソ台評価だよ!! そういうことだよ!!



まずもって、この機種はA+ARTでボーナスは312枚獲得、設定差なし1/1489で、ARTは純増1.8枚のゲーム数上乗せタイプということが基本情報です。

通常時はボーナスとCZからART当選を目指すタイプで、設定差があるのはCZ中のART当選率とCZ閉鎖空間のモード移行のみ。


通常時はCZからの当選とボーナスからの当選(期待度55%)がメインとなり、ここはまあいいでしょう。


問題はART中!


ARTは初期ゲーム数を特化ゾーンで決定するタイプで、特化ゾーンハレ晴れチャンスは初期配当ゲーム数(5~100G)に毎ゲーム倍率2~10倍をかけてゲーム数を増やすタイプ。3G保障で以降のリプレイ、ベル時に継続抽選します(レア役は継続確定)。


ここも設定差があって高設定優遇。初期配当の振り分けと、リプレイ、ベル時の継続率(50~59.8%)が優遇されています。

上位版の超ハレ晴れチャンスは初期配当100G、継続率75%固定で平均上乗せ1400Gと強力ですね。



で、大変なのは初期ゲーム数以外でこれにぶち込むルート…。


原則として、ゲーム数の直乗せはかなり控えめで、ここがかなりツライんですよね…。

まず、弱レア役は41%で上乗せしますが、95%は5G乗せです。また、強レア役は50%で上乗せで10G以上となっています。78%が10G、12%が20G、残り10%で30、50、100Gの振り分けとなっています。

と、直乗せがかなり弱いということはわかっていただけたと思いますが、それは特化ゾーンの突入も同時に兼ねているからなんですよね。


ART中は通常、高確、超高確の3種類の内部状態があり、高確時は上乗せ時の33%、超高確時は100%でハレ晴れチャンスに突入します。突入時の初期配当=上乗せゲーム数となるので、強レア役で10G上乗せ→ハレ晴れチャンス突入時は初期配当10Gスタート、という形になるわけですね。


ちなみに内部通常状態時のハレ晴れチャンス突入確率はいまも不明だぞ♪





解析出せやぁ!?





とにかくレア役からのハレ晴れチャンスへの突入ハードルが高すぎて、レア役が空気過ぎるんですよね…。とりあえず弱レア役で41%、強レア役で50%の上乗せを勝ち取ったうえで、内部状態によって?%、33%、100%の抽選をクリアしないといけないわけです。超高確なんてめったに行かないので基本は?%か33%の抽選メインですね。

一応、上乗せ時のハレ晴れチャンス非突入時の約17%で上乗せコンボという毎ゲーム50%で上乗せが継続する特化ゾーンの抽選もやっておりますが、とりあえず薄い方を引いていかないといけないわけですから、現実的に考えたら厳しいですよね…。


ちなみにこの台の小役確率は設定差なしで、強チェ、強スイカ、強チャンス目は各1/910.2です。重ッ。


弱レア役合成は1/37.4、強レア役合成は1/303.4です。キツイわ。



もう1つの上乗せメインルートとして、激奏ミッションというのがあります。ART中のリプレイ及びレア役10連で突入し、激奏ミッション中のリプ3連orレア役成立で5~100Gの上乗せとなり、上乗せ時はハレ晴れチャンス突入抽選+非突入後もふたたび激奏ミッションに突入します。


低純増機ならではのリプ連での抽選ですが、ここがストレスポイントなんですよね…。要はこういうなんの得にもならんリプレイの連続から快感を得れるかどうかっていうところだと思うんですよ。

ベル連ならメダルが増えるわけですから、メダルも増えるし上乗せもあるしという感じにもなるんですが、リプ連しているときにベルを引くとメダルは増えるけど抽選の権利は失われて…みたいなね?


ベルを引くことによって損をした感覚を打ち手に持たせるシステムというのはぼくは好きじゃないんですよね。原則としてはエウレカAOや主役は銭形2のようにベルの連続によって打ち手に有利な状態を起こさせるっていうのが基本だと思われるわけでして…。


もちろんハレ晴れチャンスがかなりのヒキゲーになっているので、大量上乗せも見込めるので爆裂はするわけですけども、そのあとの消化中はけっこうつまらないんですよね…。



というのも、この台の演出フローは通常時はそこそこ原作アニメ準拠。主だったエピソードを通常時にたれ流したり発展演出で使っている(おそらくアニメ1期の版権のみだと思うので、2期も消失もなし)ので、ART中はどうするんだろうなと思ったら…。





まさかの3DCGアニメでライブを垂れ流しという…。まあARTの名称が「激奏ライブ」だけどさあ…。


とにかくART中の演出が単調極まりないんですよね…。24曲の楽曲搭載でいつでも変更可能、新曲も1曲ありという売りはマクロスフロンティア3と同じですが、バックで流れる映像は共通ですからね…。SANKYOはそこ手を抜きがち…。


たしかに手間もお金もかかる場面ですが、ART中が面白くないと何度も打ちたいと思えないわけでして。特にオリジナル版権ではなくアニメを2期+劇場版までやっていて、知名度の高いコンテンツでこのクオリティでは、ファンは打たんよという…。







{Photo09}





第1位:「シンデレラブレイド3」(ネット)

選出理由:打てば打つほどキレそうになる

通算収支:-62k


解説:ネットの看板タイトルとも言えるシンデレラブレイドの最新タイトルですが、けっこう楽しみにしてたんですよね。

ネットは最近元気がなくて、というか台の出来がシンプルにイマイチで、ドリスタせかんどとかも嫌いじゃないけどやりきれない感じで。そんな中で出てきたこの台だったので期待してたんですよ。

で、導入当初はあまり打つ機会がなかったので、これとMVPの方を書くにあたって検証も兼ねて何度か打ってきたんですよね。





で、まあ、この順位に入っちゃったわけなんですけども…。




まずスペックはA+ARTでボーナスは102枚の獲得固定で、通常時はこのボーナスかCZからしかARTに入りません。天井は777G以降のボーナスorCZがART確定になるので、即発動するわけではないんですね。その分ART間の天井なので、途中いくらボーナス引いても良いんですけど。


問題はこのARTへのルートとそのART中にあるんですよね…。



まずARTへの期待度は、それぞれ公称値でボーナス40%、CZ30%(ともに設定1の数値)となっていますね。





ぜーーーーーーったいウソだよ!!??!?!??!?!!?!??!?








まあ、CZはそんなもんでしょう。CZは突入時に内部的にクリアポイントが設定され、20G間の小役成立でポイントを獲得していき、クリアポイントに到達すればOK。ここ、あとで詳しく述べます。




で、ウソなのはボーナスの方ですね。

ボーナス中は自力バトルタイプとなっており、主人公であるシンデレラと、敵キャラ(4人の中から選択され、それぞれ期待度に差がある)に体力が10ずつ振り分けられます。シンデレラの体力が0になる前に敵の体力を削りきればARTとなるわけですが、このボーナス中のバトルが問題アリアリ…。


基本パターンとしましては、

ななめベル、レア役→シンデレラの攻撃(レア役は確定)
ベルはずれ目→敵の攻撃

となっているわけですが、レア役はとりあえず攻撃確定なんですよ。1~5Pのダメージ入ります。

問題はななめベルですが、これ、絶対ダメージ入るんですよね。ただし0.1~1Pで、1P以下の場合は内部的には入っていても、視覚的には入ってないことになるわけです。つまり1に満たない状態のななめベルの場合、液晶上はアクションなしorシンデレラの攻撃→敵のガードとなるわけです。


じゃあベルはずれ目の敵の攻撃はどうなのかと。

ここにキャラによる差がありまして、キャラによってななめベル時のダメージに振り分け差があり、0~3Pとなっているわけですが、基本は1P以上のダメージが入る仕様になっているわけです。


なんで、こっちが一生懸命「ななめベル! ななめベル! 弱チェ!」とかやっても敵には1P(内部的には1.2P以上2P未満)しか入らないのに、「ベルはずれ! ベルはずれ! ベルはずれ!」ってされると場合によってはこっちの体力は9P削られて残り1Pとかになっているというw



無理ゲーすぎるだろ…。



一応、ボーナス消化中はシンデレラの体力が1以下になることはなく、決着がつかなかった場合は通常にそのままバトルが続くわけですが、コイン持ちが悪くMBもない機種なので、圧倒的にハズレがいちばん出やすくて1G目に吹き飛ばされて終わるわけですねw



じゃあ救済はないのかと言いますと、一応一撃必殺の青7揃いというのがあって、ふつうは1/1918.7とかかなり重たくなっているんですが、シンデレラの体力が1になると瀕死状態となって、1/60で来るようになります。なので必勝パターンはなるべく早急にシンデレラの体力を1にして、1/60を引くことを祈るしかないという。

ちなみに青7揃いはボーナス中のみなので、通常時に戻った時点でそれはなくなります。






続いてCZ。こちら設定差がかなり顕著にある部分となりまして、と言いますのもこの機種、設定6の機械割が117%と新基準機の中ではかなりの高機械割機種となっております。

と言いますのも、設定1と6の差が、

ボーナス→1/199~1/159
ART→1/307~1/159
CZ突入率→1/199~1/114
CZ成功率→30.6%~49.4%

と、めちゃめちゃでかいわけです。

まず高設定の方が小役、ボーナスを引きやすくなっているのでCZの抽選を受ける機会が多いことに加え、もちろんレア役などでのCZ突入率もかなりの設定差があり、それに加えてCZ中の規定クリアポイントの振り分けも高設定優遇となっているので、低設定が太刀打ちできる部分が何一つないというわかりやすい仕様となっています。



そして更なる絶望ポイントが、この台のCZは20G間でポイントを蓄積していくわけですが、小役成立でポイント獲得確定なんですね。

リプレイで5P以上、ベルで10P以上、レア役で20P以上なんですが、ハズレ、ベルこぼしは0P確定となります。


そしてCZ中のボーナスですが、ART確定ではありません。ふつうにボーナス中バトルに移行します。

そして、おそらく優遇もありません。


思うに、解析値を見ると、CZ中のボーナスでもポイント獲得の振り分けがあり、5~60Pなんですよね。いちばん多いのは20Pです。


ということはですよ? 何ゲーム目にボーナスを引くか、それまでにいくらポイントを稼げていて、規定クリアポイントがいくつかで、ARTの可否が決まるんだなと。


あったんですよ実際。CZの1G目で強スイカ→ボーナス重複→ふつうにボーナス中バトル突入→ふつうに強い敵で負けってパターンが。





ふーざけんじゃねえぞと?


ART期待度30%のCZ中にART期待度40%のボーナス引いたら30%が消滅?


敵の体力振り分け優遇もなし?






頭沸いてんのかぁ!?!?









過激な発言となりましたこと、ご容赦ください。








しかしですよ、しかし。これはA+ARTとして、致命的すぎるだろうと。


ボーナスに期待できる強チェ、強スイカはポイント振り分けが50Pが75%、100Pが25%なんですよね。

一方のボーナスは平均値が約25Pくらいなわけです。どう考えてもボーナス重複したら損してんじゃねえかと。




あとARTも致命的。今回はゲーム数の直乗せなしのセット継続タイプ。勝舞玉ライクなハートをレア役で貯めていき、ゲーム数消化後(初期は40G固定)にハートを使って継続ジャッジですが、ハート1個あたり約25%で継続するそうですが、ありえないよ…。


と言いますのも、まずレバーオンでキャラ抽選を行ったうえで、当該ゲームでの成立役で継続率上乗せを抽選(リプレイ0%、ベル15%、弱チェ50%、その他レア役100%)したうえで継続抽選をするので荒れまくる…。最低継続率のキャラは13.3%しかないですからね?

リプレイならそのまま13.3%ですし、ベルなら15%上乗せされて28.3%、弱チェなら63.3%ですが、まあけっこうしんどいですよ…。


あとはシンブレの目玉とも言えるおしりぺんぺんタイムが今作は遠い…。突入ルートは2種類で、

・ART中のボーナス中のバトル勝利時(勝率約50%)
・ART中レア役成立時のハート非獲得時やボーナス中バトル敗北時に貯まる呪いポイント10pt到達時

の2種類のみ。基本はボーナスバトルの方になります。


そもそも初期40GしかないART中にボーナスを引いてさらに1/2のバトルに勝たないといけないわけですからね。めちゃくちゃ遠いです。一応平均上乗せが100Gとからしいですけど、突入確率と見合ってないですよ。


継続システムと特化ゾーンの噛み合わせが悪すぎて、体感ではARTの期待枚数150枚くらいしかないと思ってます。


また、ART中はリプレイの変換により押し順弱チェとかが出やすくなってるんですが、恩恵らしいものは未だに感じたことがありません…。弱チェなんてほとんどハートもらえませんし、たぶん継続ジャッジ時に出やすくしたかったのかなぁと…。

あとシンデレラ目とツンデレ目という2種類のレア役高確率ゾーンがあるんですが、シンデレラ目はまだしもツンデレ目は入ってもノーレア役とかザラにあるので正直いらないです、はい。







という感じで、ぼくも総括するまで弱虫ペダルかなと思っていたんですが、その上を行く機種がありましたね…。特にハルヒやシンブレ3は打つ前の期待度がちょっと高かっただけに落差が激しかったかなと…。

ただ今年は新基準だ、5.9号機だ以前に演出としてどうあっても受け入れられないような機種が多く、意外とクソ台祭りだったような気がしました。ここには書ききれませんでしたが、他にも、

・「パチスロ牙狼-守りし者-」(サミー、安定のあるクソ感)
・「パチスロ ゼクスイグニッション」(オリンピア、ザ・手抜き台。ART中の特化ゾーンとCZがまあまあ面白くてあとのすべてが苦痛)
・「パチスロ攻殻機動隊S.A.C. 2nd GIG」(サミー、原作ファンとしては言語道断の出来)
・「ぱちスロ 水戸黄門」(京楽産業.、どこを楽しめと?)
・「パチスロ 逆転裁判」(エンターライズ、裁判絶対負けるマン)
・「ぱちスロ PSYCHO-PASS サイコパス」(京楽産業.、もうちょっとなんとかなっただろう…)
・「ケロロ軍曹」(大都技研、やりたいことはわかるが色々無理ゲー)
・「パチスロリング 終焉ノ刻」(藤商事、ゲーム性とかじゃなくて鼓膜破れるから無理)
・「パチスロ 北斗の拳 新伝説創造」(サミー、打つ前からクソ台ってわかるよね?)

と、クソ台的観点から見ればなかなか豊富な1年だったと思います。


台の出来で言えば北斗新伝説なんてレジェンドオブクソ台なんですけど、そんなの打つ前からだれでもわかることなので今回はあえて選外にいたしました。北斗はもうAタイプだけで良いかなぁ…。



クソ台メーカーオブザイヤー(パチスロ)を決めるならやっぱりサミーかなぁと思います。今年サミーの機種でホールに貢献した、あるいは人気が出た機種ってありましたかね? 辛うじてエウレカAOと獣王覚醒くらいか…。機歴販売とかなんやらで、とにかく残念なメーカーでしたね…。

次点で言えば、純粋に開発力のなさがヤバイ山佐、ベルコ、ダクセル、NETあたりが横一線の熱い戦いを繰り広げてるって感じですかね…。山佐は去年末以降の機種がほとんどもうダメで、いまさらながら打ち込んだ「ウィッチマスター」(2016年11月リリース)とか、オリジナル版権でがんばろうとしたのはわかるし、システムでやりたかったこともわかるんですけど、かなり作り込みが甘くてしんどい機種でしたね…。ゴッドイーター2も1000Gほど触って「うん、無理。引退」ってなりましたし。




という感じで、2017年はなんだかんだとネタに事欠かない1年ではあったんだなと。2018年はそもそも新台の数がかなり減りそうなので、良いクソ台出るかなぁ…。




以上、わたぼうプレゼンツ、クソ台ベストナイン2017パチスロ編でした。次回はパチンコ編を1月中にお届けできればなと思います…。






P.S.オマケの1枚

{Photo01}



いくらなんでもトグサが不細工すぎるだろう…。

19

栄冠の帝王わたぼうさんの

※本記事はユーザー投稿コンテンツです。

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このコラムへのコメント(18 件)

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栄冠の帝王わたぼう
投稿日:2018/03/01
>>すっふいーさん!

そこなんですよね。意外と良い台も多かったんですよ。まさにすっふぃーさんが挙げられた台はどれも面白さと狙いやすさを兼ね備えた台だと思います!


ま、そうならなかった台の方が多いってだけの話で……。
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栄冠の帝王わたぼう
投稿日:2018/03/01
>>岡井モノさん!

ありがとうございます!!

始まる可能性がある台なら良かったんですけどねぇ。何十回ボナ引いてもART入れても「あっ、始まる気がしないわ」って台が多すぎました…。
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栄冠の帝王わたぼう
投稿日:2018/03/01
>>サラミさん!

ありがとうございます! ありがとうございます!!

サラミさんには実際に打ってる方として共感いただける部分も多かったと思います…。

リングはまず打つ前に必ず音量を2まで下げますから!!

ただ藤と北電子はクレオフ音もすごいうるさいんですよねぇ…。あれ減点ですわ
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栄冠の帝王わたぼう
投稿日:2018/03/01
>>引退詐欺師の黒熊さん!

お金がもらえるくらいのコラムをここで書きたいと思っておりますので……。
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栄冠の帝王わたぼう
投稿日:2018/03/01
>>インプロレスGMさん!

ご無沙汰しております!! ありがとうございます!!


サクラ大戦はそれ以外ホント良いところが浮かばなくて…。ふつうは名曲を打ちながら聞けば楽しくなるはずなんですけどねぇ。

パチンコ編鋭意執筆中です(気づけば3月)
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栄冠の帝王わたぼう
投稿日:2018/03/01
>>パチ7編集長さん!

これを書くために1年間パチスロを打っていると言っても過言ではないですネ…。

たくさんのクソ台の屍の上に煌めく神台が…(あればいいなぁ…)。。。
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栄冠の帝王わたぼう
投稿日:2018/03/01
>>あきうめさん!

ええ、ええ。意外と2017年長かったんですよねぇ。


いやぁ、今年はエントリー自体が少なそうなんですよねぇ…。とりあえずGE2は入るかと思いますが…。

個人的には我が嫁ことアリサの出番が少ないことがおこですよ??
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栄冠の帝王わたぼう
投稿日:2018/03/01
>>SYUさん!

笑っていただけて恐縮ですw

2018年は新台自体があんまり出なさそうですよねぇ…。サミー面白い台もあるんですけどね…。作り込みが甘いんですよね…。
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栄冠の帝王わたぼう
投稿日:2018/03/01
>>藤原ジェットさん!

あざます!!

ゆゆゆ打ってみました!

あれは、その……。



意外とちゃんと面白かったです。ダクセルあの路線でいけばいいのにと本気で思いました。
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すっふいー
投稿日:2018/02/04
割と、クソ台の量に対して良(いと思える要素がある)台も多かったなあと思える年でした
星矢、獣王、リング(音量調整した場合に限る)、慶次、バイオあたりは、狙い目やらART中の面白さなんかは良いものがあると思いましたし。





ただ、わたぼうさんが挙げたベストナインはもれなくクソですね
それは間違いない

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