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絶滅危惧種の設備たち
絶滅危惧種の設備たち
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ingたんPさん
北海道旭川市在住の合計130台以上所有している家パチ・家スロバカです。パチンコとの関わりが無駄に長かったり、趣味をこじらせすぎた結果、家の中が大惨事になってしまっております・・・ Twitterアカウント:@ing4510 - 投稿日:2020/10/31 01:17
皆様こんにちは。
私、子供ながらにパチンコ店に出入りしていた関係でレトロな台も大好きなんですが、実はパチンコ店の各種設備も興味がありまして・・・
今回は、最近のパチンコ店ではすっかり見かけなくなった設備について取り上げたいと思います。ただ、今回取り上げる設備たちは、全て近年に撮影したものですw
(撮影地:岩見沢市 パチンコ光進)
島上にそびえ立つパトライト。しかしなにかスピーカーがついている・・・
はい、分かる人は懐かしいと思いますよねw
島内の台が大当たりすると、こいつの回転灯が回って、スピーカーからファンファーレが流れるというものです。写真の個体はアサヒ電機(現・ワンエー)のビッグホーンという製品です。
ファンファーレを鳴らす事によって優越感に浸れた方も多いでしょうw
このお店は、訪問した数日後に閉店してしまいました・・・
私が一番印象に残ってるファンファーレ装置は、メーカー・機種名とも不明なのですが、1BOX単位でナンバーランプのランニング(大当たり時に島全体のランプが連動して光る機能)とファンファーレを同時に制御するタイプのものでした。ファンファーレの長さに合わせてランニングするあの光はきれいだったなぁ。
(撮影地:旭川市 ビッグエーコー旭川流通団地店)
一方こちらは、日惠製作所のパワーボイスという製品。ファンファーレと同時に、上部のランプが赤点滅します。
この店舗では数年前まで稼働していたのですが、現在はROMカードが抜かれており非稼働となっております。
後期にはスイッチでメロディ切り替えができる「パワーボイス2」という製品も存在してました。
(撮影地:美唄市 文化会館)
一見するとただの景品払い出し機なんですが、隣にカードリーダーがついてます。
そして設置場所が景品カウンターではなく通路のど真ん中。
これは一体なにかというと・・・
セルフサービスで特殊景品に交換できるという、今のこのご時世ならではの機械でしたw
昔のグローリー製チケッターには紙レシートタイプと、磁気カードタイプがありまして、この機械は磁気カードタイプの店舗の一部に設置がありました。
ジェットで流して発券されたカードを、このカードリーダーに入れてボタンを押すと、景品払い出し機から特殊景品がバラバラっと出てくるというわけです。ちなみに端玉はカットだったかな・・・
当然ながら、現在は非稼働となっています。
(撮影地:岩見沢市 ニュー銀座会館)
古めかしいマースエンジニアリング製のジェット。
ただの古いジェットではありません。形状に注目です。
真ん中によくわからん突起がありますでしょ?
この写真を撮影した時、実は隣にraraさんが居たのですが、流石に彼もこのジェットに私が興奮している意味がわからなかったようですw
実はこの突起、専用のドル箱を使用することで、箱をガシャッと傾けることなく、真ん中に箱を置くと底板が持ち上がり、玉が下に抜ける仕組みなんです。
私の住んでいる地域はグローリーが強かったので、このジェットを使ってるのはテレビ番組くらいでしか見たことありませんでした。
撮影時には既に専用箱は使用しておらず、汎用の箱を使用していたため、この突起の活躍は既に終えておりました。
こちらのお店はみなし機撤去の関係で、昨年閉店してしまいました。
最後はこちら。
(撮影地:勇払郡安平町追分 娯楽センター)
カウンター設置の玉貸し機です。
最近ですと東京都福生市の「ゲームセンターたんぽぽ」でご覧になった方もいらっしゃるでしょう。
このタイプの玉貸し機は、昔ながらのパチンコ店でよく見かけました。というか、昔の全店還元方式のホールじゃないと設置出来なかった機械です。
写真だとわかりにくいですが、玉貸し機の上に四角いパイプがつながってます。これが天井裏の還元につながってるわけです。
普通の玉貸し機として使うより、定量台開放の抽選受ける際にこれで千円分の玉を借りた方が多かったんじゃないですかね。
そしてこの玉貸し機、なかなかマニアックでして。
「ゲームセンターたんぽぽ」を含め、シルバー電研製の機器は割とよく見かけるんですが、このお店にあったのは、なんとオーイズミ製。
現在は設備面ではメダルの設備に特化したオーイズミですが、昔はパチンコ玉用の設備機器も作ってたのに驚きましたね。
こちらのお店は、コロナ禍による休業要請で休業後、閉店となってしまいました。
設置されている台や出玉状況も大事ですが、こういう設備にも目をつけてみると、面白い発見があるかもしれませんよw
7
ingたんPさんの
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このコラムへのコメント(7 件)
商店街の民家や自転車預り所の奥に木の格子があって、住人が交換するのも味がありましたね。
やっぱり残ってるところには残ってるんですねぇ。
古物商にATM式の自動交換機があるホールもまれにありますし。
私が取り上げたタイプの機械、景品誤差とかどうやって集計していたんだろう・・・
岐阜市内のホールですが、景品カウンターの前に自販機サイズの特殊景品払い出し機が設置されていました。
20年ぐらい前からあったと思います。
今回は取り上げませんでしたが、ニュー銀座会館の設備は他にも懐かしい設備がいくつかありましたね。例えばCRサンドの赤外線通信ユニットとか・・・
昨今ではコロナ禍の影響により、セルフ交換を導入したお店もあるみたいですけどね。
しかしこの機械は約30年前の物。非稼働とはいえ現存している店があるとは思いませんでしたよw
この景品払い出し機自体は、現役のお店がまだ見受けられますけどね。
貴重な写真の数々ありがとうございます。