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A-PROの明日はどっちだ?
A-PROの明日はどっちだ?
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枠下蒼7さん
オリンピア、ネット、エレクトロコインジャパンで営業担当。遊技機販売業者では裏モノの製造、販売も経験。ホールスタッフ、パチス◯マニアックスでのブロガーなど多方面から業界に関わってきました。 Twitter:@wakushita_shion ヤンデレ好き - 投稿日:2024/01/14 20:47
去年の夏、こんなコラムを書いていました。
https://pachiseven.jp/columns/column_detail/19337#contents
A-PROのノーマル機を振り返る内容です。ニューゲッターマウス登場後ですね。あれからA-PROとしては「ファミスタ回胴版」「クランキークレスト」が登場しました。
A-PRO動画や関連SNSでは、ヨイショや忖度投稿が数多く見られますが、自分は媚びません。今回も正直な感想を書かせてもらいます。
まず最初に、公式サイトはやる気があるのでしょうか?
ニューゲッターマウス以降の更新がありません。
さて、クランキークレスト、打てば打つほど「なんで?」という面しか見えてこないんですよね。もともと、A-PRO機種は4号機世代に今の規定で楽しんでもらう目的だったと思うんですよ。
小役目押し、リーチ目、リール制御、技術介入などなど。それが徐々に4号機世代でも敬遠する、違うんじゃないの?と思わせる方向へシフトしていきましてね。
ライトニングでは配列を大きく変更、新ハナビでは赤七狙い可能や、たまやチャレンジという新要素。CCは技術介入を極力少なくして初心者向けに。バーサスではBIG図柄をVからXにする暴挙に。
そしてクレストではリーチ目の法則も変更され、ガラクタルーレットも追加され、結果的に出目を演出が殺し、演出を出目が殺すという迷走。開発の頭、どうなってんの?という有り様ですわ。
A-PRO機種が衰退している、飽きられている兆候ですね。
新ハナビこそ、設定1でも102%を拠り所に勝てる機種というよりは「大負けしにくい機種」のポジションを確保しております。その結果、ホールの設定状況は平均1.0(笑)
・設定1でも100%越えます
・最低設定でも稼働します
ここに、A-PROの傲りがあるのではないかと。
以前も書いた記憶はあるけど、ホールにとっての良い台とは長期稼働はもちろんですが「抜ける」設定も重要になってきます。ディスク、マッピー、角刈りなど慈善事業と呼ばれる機種たち。設計上、抜ける設定がありません。
ならば導入しなければ良いわけですが、お付き合いとか、一部の客層に刺さる機種も必要なのです。それによるトラブルもありますが(愛姫とか)
さて、抜ける設定が皆無なA-PRO機種の確率、出率を改めて見てみましょう。
↑
クランキークレスト
↑
新角刈り
↑
ニューパルサーSP3
↑
マイピエロV
↑
キングハナハナ-30
主なノーマルタイプのスペックです。見ての通り、クレストや角刈りの設定1や2は、他機種の設定3や4に相当します。いかに抜けない機種なのか、ここからもわかります。
もちろん小役の取りこぼし、RTの継続等で振れることはありますが、ホールとしては他機種の設定3や4を常に置いてる状況です。
ユーザーが一番打ちたいのは設定6、打ちたくないのは設定1です。さらに多くのA-PRO機種は設定34が存在しないので、必然的にHiGH&LOWの設定になってしまいます。
結果的に平常はベタピン、イベントで設定2だ嬉しい♪みたいな状況なのです。
平常営業で設定2を投入して、早めにバレてしまえばタコ粘り、抜き倒されます。間違って56を入れようものなら言うまでもないですね。
低設定否定、高設定示唆が頻繁に出るわけではないので、燻ったまま閉店もあるでしょう。それでも、高設定探しの楽しみが最初からかいむなのがA-PRO機種なのです。
CCあたりから、ニューゲッター、ファミスタ、クレストと右肩下がりになってる感じは否めません。A-PROが今のまま「開発者のおなぬー」「一部のマニアだけ打ってくれたらいい」「ホールの利益は知れない」で突っ走るなら、この先は消えていくジャンルになると危惧します。
そのうち全国で500台しか売れませんでした、稼働貢献2週とか出てきますよ。
じゃあ、どうしましょうか?って話です。それぞれの立場から考えてみましょう。
【ホール側】
・低設定が甘すぎる
・中間設定がないので、遊ばせ設定が必要
・技術介入で一部のユーザーだけ得するのは歓迎しない
・望まない客層の来店
・ライトユーザーが打ってくれない
・ベタピンと見抜かれたら稼働しない
【プレイヤー側】
・ベタピン濃厚なので、高設定探しの楽しみがない
・技術介入で差がつきすぎる
・初心者に理解しにくいゲーム性
・とにかく荒れる
・いくら100%越えでも、設定1は打ちたくない
全ての意見を反映させては成り立たないのですが、A-PRO関係者は生の意見、本音をもっと聞くべきだと思いますね。この先に出るワードも「懐かしい」だけで終わりそうな気がします。あの確率では頻繁な1000はまりが見えてますからね。
個人的なA-PROへの改善要望を垂れ流して終わりたいと思います。
【6段階設定にしてほしい】
【設定1でも100%越えは、こだわらなくていい】
【減る技術介入は不要】
【技術介入は、ドン2みたいな示唆表示程度にしてほしい】
【複数回のビタ押し、2コマ押しを強要されるRBはやめてほしい】
【設定2否定演出=設定1濃厚演出は不要】
【全リールの滑りコマ数確認を標準搭載】
【コレクション達成で、液晶にアナウンス】
【入り目標準機能を標準搭載】
果たして、2024年A-PROの明日はどっちだ?
7
枠下蒼7さんの
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このコラムへのコメント(4 件)
自分はAT機を打たない、打つつもりがないので、そちらの酷さはわかりません。
しかし、ノーマル機は最初のドン2から、否定的な意見はありました。
枚数少ない、RT22しか付いてこない、まあ規定だから仕方ないけど5号機が残っている中での大幅なスペックダウン。
ライトニングは配列の変更、うるさい効果音、そしてコロナ禍で休業や間引き営業してる中での登場と運も悪かった。
そして新ハナビでの強制2コマ目押しと、マウント取るための神技。
66%も他機種なら設定6示唆、そうでないなら当確に近い。
やろうと思えば66%、55%、22%、11%を用意して、ボーナス濃厚で否定されたら設定示唆とかやれたはず。
その後のCCやゲッター、ファミスタは手抜きとしか思えない。
開発スタッフ総入れ替えした?ぐらいの劣化です。
ハナハナとピエロが4号機から25年以上、支持される理由を勉強してほしいですよ。
新鬼武者2と、バイオ系が奇妙なものを付加してなかったから自分の中で株が上がってたんですが、それ以外が もうマジで『余計なことしすぎ』です。
おもちゃクレスト然り、
マギクエに皆が夢中になってると思い込んでたスマスロまどか然り、
なにかを履き違えている戦国バサラ然り、
私はスロットの評価は基本的に良い所を見つけて褒めるタイプで
金もらってんのかよってくらいに褒めるタイプですが
『本当にダメなところは完膚なきまでケチ付けるタイプ』ですので、
ハッキリ言いますがほんとアクロスの手抜き感がやばいっす。
心配を通り越して呆れてますわ。
思い返せば新花火の66%の期待度を採用した時点で気付くべきだったんでしょうけど、なんかユニバは根源の発想というか思考が本当に古臭い。
その根源が変わらないくせに、新しいものであると信じ込んで変なおもちゃ変な過去の遺物は付けたがる。
それに『ちょっと味変しよう』とかいう余計なことをする。
ここまで他メーカーが自由度が広がったスマスロor6.5号機事情で
ここまで遅れをとってるのが何よりの証拠ではないでしょうか?
洗礼された新鬼武者2と、バイオ系以降から本当におかしくなってしまった。
この時の情熱が明らかに直近の台から感じられないよ・・・
ユニバぁしっかりしてくれ・・・
ハナハナが生き残ってるのは、ノーマル機に余計なものを極力、付加しないから。
それを見失ったメーカーは滅ぶでしょうね。