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LOSTは負けの過去形ではない
LOSTは負けの過去形ではない
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ザンボさん
サラリーマンでありながらいかにパチスロと深く付き合えるかを模索してたら10年が過ぎてしまいました。 いかに勝つかではなく、いかに楽しめるかをメインに打ち続けています。よろしくお願いします。 - 投稿日:2016/09/20 19:46
気分が乗っているのでどんどん記事書いていきます。
と言う訳で皆様ごきげんよう。三連休いかがお過ごしでしたでしょうか。私と言えば飲んで打って飲んで打って飲んでしかしてない、いや本当にそれしかしてなくてクズ人間っぷりに驚いております。むしろ誇らしいまでありますね。
三連休が明ければ次はシルバーウィーク後半、まどかマギカ2というモンスタータイトルが控えており、スロ界隈のみならずいろんなところが盛り上げっている様子がうかがえます。しかし、特に都会では台の取り合いは常に競争、毎回狙った台が取れるわけではないのは皆さまも知るところでございましょう。そんな時、保険として気軽に打てて、かつ競争率が低いオアシス台が欲しいと思いませんか?
比較的新台かつ情報があまり出回っておらず、そして何かよく分からないけど座りやすい台、そんなとっておきの台とこの間めぐりあいました。その名もロストプラネット2。オリンピアの新台です。萌え系メインだったところから突然の硬派(?)スロットになったのでなんか拍子抜けされたかとにかく人気が無いのですが、そこに狙い目を付けやすいと感じたので今回布教記事を書きたいと思います。
今日のお題は「ぷるぷる ぼく悪いプラネットじゃないよ」です。
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まずは機種紹介から。
https://pachiseven.jp/machines/more_info/4896
機種情報見ても微妙にわかりづらいかもしれませんが、この台、いろんな機種のいろんな要素をごちゃ混ぜにしています。
・CZ経由でのみ入るART(他のオリンピア台ほとんど)
・大型敵キャラを倒して継続させる(月下雷鳴)
・倒した報酬が敵によって変化(ゴッドイーター)
・サーマルエナジー(T-ENG)の入手方法がフリーズ時間(黄門ちゃま)
・全小役が普通小役と特殊小役で扱いが違う(ガルパンとか)
他にも重要な要素があるのですが、そこが今回のおすすめポイントの中心なので、追って説明します。
このロストプラネット、とにかく小役がわかりづらいという特徴があります。チェリーというものが存在せず、あるのはベル、リプレイ、特殊役(全役対応)とボーナス図柄のみ。この特殊役が曲者で、リプレイだったり7枚役だったり13枚役だったりするのでとにかく打つ側が混乱する。何も知らずに打つと「いったい何が起こっているんだ…?」と思うこと請け合い。不評台として名高いARTのEVANGELIONを彷彿とさせます。あのリンゴの奴。
首をかしげながら打ち続けること数分、恐らくCZに入り、運が良ければARTに入っているかもしれません。そこで思うでしょう、「あっこれモンハンだ」と。オリンピアもモンハン作りたかったんだなー、と。
そして同じ感覚で打つことになり、単発終了で「純増低い劣化モンハンじゃねーか!」と決めつけてしまう。恐らく100人打って80人くらいそう思ってしまうでしょう。
ここに大きな間違いが有ることを皆に気づいてもらいたい。それが今回の記事の主旨になります。
モンハン月下雷鳴の視線で見ると、ロストプラネットは劣化にしかならない。
ただしニュートラルな視線で見ると完全な別物に見える。この部分に注目してもらいたいです。
何か書き口が堅いですね。もっと脳汁ポイント!みたいに書きたいんですけどそれは置いておいて。
ロストプラネット、何度か打ち、そして解析を読んだ中で気づいた大事な点が3つあります。どれもモンハンにはないポイント。
■ロストプラネットのシステム特徴
1.天井が異常に低い(740G+α)
ロストプラネットは1000円で50ゲーム弱回るいわゆる新基準機。にもかかわらず天井が740+前兆とやたら低めに設定されています。これが何を意味するか。
・天井到達率が高くなる
・ARTの期待枚数が低くなる
この2つに繋がります。どちらも打ち手に対してストレスが溜まりやすく、天井単終了はいクソ台、となりかねない。ここの出玉設計は正直どうだろうなーと思いますが、このストレスが活きます。続いて2つ目。
2.キャリアポイントの存在
今の「ストレス」がまどマギで言う穢れに近いものがありまして。オリンピアの台で言うと麻雀物語3の先パトランランみたいなもの、というかそのものですね。ちなみにパトランラン同様に特定タイミングで穢れ溜まり状態の確認が可能です。
天井に到達したり単発が連発したり、CZに連続で失敗したりと台パンを我慢した回数だけキャリアポイントがたまる。キャリアポイントがたまりきるとCZが優遇されて当たりやすくなる。そういう作りがあります。
ただの救済処置と思われがちだが次の要素で化けます。
3.CZからのロングフリーズ
この台、ロングフリーズがCZの一部で突入する仕組み。ガルパンでいう所のシンボル揃い演出の一部、みたいな感じですかね。
CZが特殊で、AREA1(青CZ)から50%で昇格していき、8段階目でロングフリーズする形。簡単に言うと1/2の8乗で到達できるわけですが、まあそうそうやれるものではありません。
そこにキャリアポイントが活きてくるわけです。
キャリアポイントが100pt以上溜まると、66%でAREA3(緑CZ)からスタート、33%でAREA0(ART確定)のスタートとなります。これがどうなるか。緑CZだと50%を2回クリアから、確定状態だと5回クリアの状態から抽選がスタートするわけです。つまり、ロングフリーズまでの抽選が超優遇されているということ。ここすごく大事。
※解析見たところ微妙な表現されてたので嘘言っている可能性有。
ロングフリーズを先日引きましたが、滅茶苦茶安定して2000枚以上取れます。狙うだけの価値は有ります。まどマギ穢れ狙いよりは期待値とれるはず。
この3つを重ねるとどうなるか。
天井単発率が高い→キャリアポイントがたまりやすい
キャリアポイントがたまりやすい→MAX状態でCZ状態優遇になりやすい
CZ優遇→ロングフリーズ突入率が上がる
この展開に期待できるわけです。
正直、普通に当ててもなかなか継続する事が出来ず、ロングフリーズ待ちのバランスになっている感覚を否めない。ただしロングフリーズを絡めたシステムが良く出来ていて、狙う価値は有りだなと思わせるのが上手いなと思っています。
ロングフリーズの恩恵は
「エピソードART」(30ゲームくらい)
「確定オーバーGバトル」(95%ループのT-ENG獲得)
「確定セット数4」(T-ENG減算無し)
オーバーGバトルと、通常バトル4回分の勝利報酬でT-ENGが大体40個くらい溜まるのでしばらく遊べます。書いてる人は40連くらいしましたがちょっと出木杉。
これくらいまで溜まると素敵です。
さっきから天雅みたいな名前のよくわからないアイテムがどーのこーの言っていますが、このT-ENGが一番ロストプラネットを勘違いさせるポイントであり、面白ポイントでもあるものなのです。
AT中の説明とともにロストプラネットの楽しみ方について説明します。
■ロストプラネットのART中解説
ロストプラネットのARTはゲーム数未定のバトルタイプARTです。
月下雷鳴よろしく、複数ゲージある敵モンスターのHPを削って最終的に0にすれば勝ち、味方が全員やられれば終了という作り。
T-ENGを消費(1/5で消費フラグが成立し、特殊役のナビが出現)すると、必ずダメージを与えます。状況によってはトラップを張ったり連続攻撃を当てたりします。
見た目的に月下雷鳴と同じなので、とにかくレア役を固め打ち、速攻でT-ENGを使いまくれば勝ち、と思われがちですが、そこに大きな勘違いがあります。
このT-ENG、扱い的には勝舞玉に近いものでして、残っている限り負けはなく、使い切ってからが本当の戦いになります。つまりどういうことか。
1/5で消費するT-ENGフラグを、「いかに使わずに勝つ」か。実際は真逆の戦いを強いられるわけですね。
ロストプラネットのARTは月下雷鳴と違い、ゲーム数が固定ではないのですが、かなり露骨に消化ゲーム数次第でダメージが変化します。平均35ゲームくらいで勝敗が付くように決まっている印象。その35ゲームの間、1/5のフラグを防ぐように叩く、これが楽しい。
実際はリプレイの一部で発生している為、それを避けるために極力ベルやMBを引きたい。そういう目標を持って叩くと月下とは違った楽しさが生まれます。30ゲーム消化時にT-ENGが2個以上あると心強い。月下雷鳴や北斗転生のように、通常のARTでストックを溜めるということはあまりありません。基本的にじわじわ減る一方。なのでフリーズで貯めまくったT-ENGをどれだけ消耗せずに長持ちさせるかという、まさにロストプラネット(ゲーム)のアイテムそのものな機能として働いています。もしかして最初からそういう設計…?まさかね。
■まとめると
【ロストプラネット2の楽しみ方】
・天井単発上等!キャリアポイントがたまるぞ!むしろ単発ガッツポーズ!
・キャリアポイントの示唆演出をしっかりチェック!赤や緑の台を探そう
・赤扉や金扉のCZへ発展したらとにかくロングフリーズのみを祈れ!それ以外はどうせ単だ!
・ロングフリーズ後はひたすらベルやMBを引くことを祈れ!報酬はアテにならない!
こんな感じです。ゲーム性としてはかなりロングフリーズに依存していると思ったものの、
突入率、突入契機、効果それぞれが昨今の台の中ではかなり秀逸なので、一点狙いありかなと思います。
ただしそれ以外で勝とうとするとT-ENG獲得時にかなりの引きが必要。同じオリンピア台の黄門ちゃまで家康降臨30秒とか軽く出せる人にはお勧めですが自分には無理でした。
CZに設定差があり、そこからART突入率、ロンフリ突入率へ大きく影響する為出来るだけ高設定を引きたいところ。ただまあチャンスをしっかりつかめれば設定なんて関係ないですけどね!
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以上です。
なんかもう本当に不人気っぽい雰囲気を出していますけど、特殊なゲームバランスを理解すれば面白く仕上がっていると感じました。昨今では久しく聞かなかった「ロンフリ待ち」。それを狙って起こすこの快感、一度体験してみてはいかがでしょうか。
ではまた。
6
ザンボさんの
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このコラムへのコメント(6 件)
凄く分かります。
フリーズの使い方というか、「間」の取り方がどんどん上手くなってきている気がしますオリンピア。
三國無双のとりあえず演出起こるたびにフリーズさせときゃいいんでしょ?みたいな扱いが懐かしい…
やったぜ!布教記事を書いて打ちたくなってくれる。こんなにうれしいことは無いです。
たまに空いてたら程度でぜひぜひです。
打ったことないけど。凄いっす。ありがとうございます。
あの筐体不人気なんですね…パネル液晶付き筐体の中ではいい方なんですよ、本当ですよ(他の評価がアレすぎるだけともいう)
どうしても前評判的にもバラ設置が多いのでキャリアポイント狙いがしづらいんですよね…そこだけが本当に残念。
ただ設定変更だけでもある程度溜まってるし1000円、多くても2000円で穢れ確認はできるので狙いどころとしては十分な可能性あります!是非お試ししてみてください!
台と言うよりもメーカーがロストしちゃってるからなぁ…
すんません、これ、言いたかっただけっす。
バラ導入じゃなく、5台シマとかなら狙えたりも出来そうですよね‼︎
システム、全く知らなかったんで勉強になりました‼︎
ロンフリ、狙っちゃおっ‼︎