こうしてほしい遊タイム

遊タイムが発表されたとき、その大きな目的は「ハマリ救済」「安心感」「ゲーム性の向上」だったと思う。確かに、これらの目的はある意味では達成されたでしょう。さらには夕方や夜から遊技する人でも天井に近い台を打てば、それなりの結果を得ることも夢ではないと。しかし、先述したようにホールが天井からの出玉も含めた調整で回してくれない。サポ抜けヤメ多発、少しでも美味しい台をハイエナが奪い合う。その結果、むしろ稼働低下、治安悪化。本当に今の遊タイムのままだとパチンコ終わるよ。

以前の自由帳で書いたことの加筆みたいになるけど、お暇なら読んでもらいたい。

https://pachiseven.jp/columns/column_detail/17700#contents

注：規則で出来る、出来ないは無視して書いてます。


前回のラストに書いたけど現行の遊技機のスペックと天井時短はとにかく相性がわるいと思う。1/319で通常時800回はまりで天井時短1200回など。メーカーとしては1/319なら800回ハマリなど日常茶飯事なので、天井時短1200回ぐらいサービスしてやれ！だったかもしれない。

だったら、天井で当たっても通常大当り、時短無し、出玉500個のお詫びでも良くない？ わざわざ天井までハマった方がお得システムにするから様々な問題を生み出しているんじゃない？

確かに「せめて投資分とは言わない、半分でも戻ってきて」と思いながら打ちますよ。もっと古い時代なら「せめてファンキードクターで一度くらい当てたい」と打っていたんですよ。


遊タイムによりホールは得たものより失ったものの方が多いんじゃないかな？
夕方以降は天井まで届かない可能性がある機種は稼働を失った。平等な条件にするため、毎日ラムクリをして客からの信用を「さらに」失った。一部のハイエナ行為に嫌気がさして常連客を失った。

もっとも、ホールが天井を恐れて千円で10回転とかの鬼畜調整をせず、天井を気にすることなく遊べる調製にすれば済む問題。もちろんメーカーも抱き合わせや高額おもちゃ枠を売り付けず、ホール経営に負担のない機種提供が責務だと思いますよ。また、各種情報媒体も「遊タイムの狙い目」「ハイエナ推奨」みたいな煽り記事を控えることも大事かと思います。


そこで改めて「こうするべきだよ遊タイム」を提案。

①発動が低確率状態で2.5～3.0倍はまりの廃止。

②天井時短回転数は低確率分母の3.8倍以下の廃止。

③天井時短をスルーしたらリセットされ、再発動可能にする。

④ユーザーによるリセット。

⑤天井までの回転数表示の廃止。

⑥天井時短からの大当りは恩恵なしの通常のみ。


最後にこれらを生かす運用を提案したいと思います。


改めて考えると一番救済されるべきなのは、天井まではまった人ではなく、天井直前でゴミカス通常当たり単発スルーを引いた人だと思う。

5